今回のお題は
ハンドルバーのクランプ機構を内蔵して、すっきりさせたのが特徴です。
実に流麗なお姿ですね。
以前、このブログで、
私は1Rステムよりも 1Aステムの方が細身で好き、と書いたのですが、
世の中的には、たぶん、1Rファンの方が多いのじゃないでしょうか。
値段も高かったですし。昔は高嶺の花でしたもんね。
ちなみに、1Aの’A’は ”Aluminum”、1Rの’R’は “Record” という意味らしいです。
1Rも1Aと同様に、製造時期によって刻印などに違いがあります。
「背中の彫り物」が “MILANO”小判形と、フライングCロゴのもの。
前面のバッヂが ”CINELLI”のと、フライングCのもの。
はっきりとした年式は分かりませんが、もちろんフライングCの方が新しいです。
これも、どちらが好きかは趣味の範疇ですね。
例によって、バラしてみました。
それでも、これを内蔵するために、1Aよりもその周辺が少し太っちょです。
じゃ、重さはどうなんでしょう?
あら、ほとんど同じですね。これは以外だったわ。
ステムは見かけによらない。
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蛇足ですが、
この1Rステムの「隠蔽工作」に対抗できる他社製品といえば、真っ先に頭に浮かぶのは
シマノの80年代のエアロステム(写真左)です。
ボルトはどこへ行った?
このコ、なかなか面白いシロモノなので、詳細はまた別の機会にしますね。
では