古いリムセメントの除去作業ゴリゴリ

今回はチューブラーリムのメンテナンスの話です。

チューブラータイヤというのはご存知の通り、
リムにタイヤを接着剤等で貼り付けて使います。
以前は接着剤として


「リムセメント」という強力ボンドを使うのが一般的でしたが、
最近では


専用の両面テープを使う方が多いかと思います。
当店でも特に指定がなければテープを使っています。

ただ、歴史のある物を入手すると、


ほぼもれなく、古いリムセメントがこびり付いています。
タイヤを交換する際にリムセメントを重ね塗りするため、
ぶ厚いカサブタのようになっていることも多いです。

このカサブタ、
きれいに除去したいと思っている方多いですよね。
この後テープを使いたいなら、過去をスッキリ清算せねば。

で、どうするかってえと、
メンテナンス教本などには


「リムセメント・クリーナーを塗って取り除きます」
なぁんて、
とても簡単に、かなり無責任に、書いてあったりします。

でも、実際にやってみるとわかりますが、
世の中そんなに簡単じゃありません

リムセメントがごく薄く残っているだけという場合はともかく、
カサブタのようになった所にリムセメント・クリーナーをつけると、
中途半端に溶けてベトベトになり、
かえって手に負えなくなったりします。

リムセメント・クリーナーで挫折した場合、


ペイント剥離剤なども使えます。
強力タイプならより大胆にリムセメントを溶かすのですが、
強力なだけに、手などに付くと痛いし、
溶けたものがハトメ穴へ入ったり、
ステッカーを破損させる可能性もあるので、
私は使っていません。

私がいつも使っているのは


これ。彫刻刀です。
(100均でセット販売されているナマクラ安物です)
これで


ゴリゴリ


ガシガシ
地道に地道に剥がしていきます。

あまりに普通すぎてがっかりしましたか?
手間も時間もそれなりにかかる方法ですが、
結局「急がば回れ」だよな人生は、と悟ってしまった私でした ^^

なお、この作業でもっとも重要なポイントは、
リムセメントがパリパリに乾燥していること
です。
パリパリになっていれば、刃物で剥がすのは以外に楽です。
言い方を変えると、
リムセメントに弾力が残っているうちは、私は除去作業をしません。
しばらく天日干しするなりして十分乾燥するのを待ちます。

さて、
彫刻刀だけでも、マメに忍耐強く作業すれば


この程度まではきれいになります。

この後、まだ続きの作業があるんですけど、
それは次回で。

“古いリムセメントの除去作業ゴリゴリ” への2件の返信

  1. 先日、30年ぐらい前のアラヤNo16のかさぶたのようなリムセメント除去作業をしました。100円店で買ったスチールタワシがいい仕事をしてくれました。
     ノバテック36Hハブで、組む予定です。

    1. セメント除去作業ご苦労様でした。
      スチールタワシですか。
      私はスチールブラシを使うことがありますが、いろいろ試してみるのは楽しいですね。

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