REGINA SYNCHRO ボスフリーの修理

お客様からボスフリーの修理依頼がありました。


REGINA SYNCHRO
6速。(この写真は修理後のものです)

使い込まれてガタが来たような物なら交換をお勧めするのですが、
これは箱入り未使用品で入手し、この春から使い始めたものでした。
走行中に突然ラチェットがガチッと固まってしまったそうで、
その後、一応動くようになったものの、どうもスムーズじゃないと。

で、ご依頼者さん立会いのもとフリーをバラしてみましたら、
(その時の写真を撮りそこねちゃったな)
なんと、トップ側のベアリングの鋼球が数個足りていませんでした。
緩んでいたわけでもないのに球が落ちることはないので、
メーカー製造時のミスだと思われます。

そのため、トップ側の鋼球は早々に痛んでしまい、


いくつかはパリンと割れていました ^^;
あちゃ〜、この破片がラチェットに挟まったかな。

こんなことも、タマ(球)にあるのね」というお話でした。

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さて、


ギヤ板を含め完全分解、キレイにクリーニング。
幸いなことに、



他にダメージは見られないので、
鋼球を新品に交換、もちろん数も足して組み戻すことにします。


ロー側の球を少量のグリスで貼り付け、


慎重に外ボスをはめて、


トップ側に球を並べたら、


ポンチとハンマーでコンコーン。
走行中に緩まないようにここは逆ネジになっています。


ミッションオイルのお風呂にドボンと浸け、
中でグルグリ回して、オイルを内部に行き渡らせます。


余計なオイルを切ってスプロケットも付けて、復活です。

今回は修理したってほどの事でもなく済みましたが、
あのまま使っていたら、まもなく修理不能になっていたかも。