Campagnolo RECORD シフトレバーに獣の彫り物

これ、Campagnolo RECORD のシフトレバーですが、



足の速そうな動物がぴょんと跳ねてる
そんな感じの刻印付きです。

かっこいいですが、なんだかススけてるので、
ピカピカに磨いて彩色も入れ直しました。


さらに、せっかくなので、
光ってるのがわかるように気取った写真を撮ってみました^^



おお、映り込んでますよ。
弥生時代なら「鏡」と呼ばれそうなくらい ^^

赤・白・青の配色は(フランスじゃなくて)オランダ国旗と同じ。
そうオランダのバイクメーカーの刻印なんです。


その正体は、GAZELLE ガゼル
日本での知名度は高くありませんが、
自転車王国オランダで最もメジャーなメーカーです。

実は GAZELLE のビンテージフレームが入荷していて、
このシフトレバーはそのフレームにつける準備なのでした。
詳細は近日中に公開しますのでお楽しみに!

ところで、
欧州で自転車のブランドや社名に動物の名前を使うのって珍しい。
イタリアでは創業者の名前由来が多いですもんね。
で、GAZELLE 創業者に聞いてみたい。
もっと走るのが速い動物はいるのに、なぜ「ガゼル」にしたのか?
(ガゼルってライオンとかに捕まって食べられちゃう印象が ^^;)

WEINMANN ワイマン スイス製ブレーキ

たまにはイタリア製じゃないパーツをご紹介。






スイス製 WEINMANN ワイマンのブレーキセットです。
70年代製と推測。
サイドプルキャリパーは type 500 というベーシックモデル。
基本設計を変えずに60年代から80年代まで作られた
超ロングセラーです。
カンパニョーロのような高級パーツではありませんが、
なかなか味わい深いお姿でしょう?

この写真見た瞬間、
昔のダイヤコンペだ!」
と思った方も多いと思います。
それ、ほぼ正解です。

ヨシガイは、1963年にワイマン社と業務・技術提携を結び、
ワイマン社が設計した軽合金製ブレーキを製造。
当初は “DIA-WEINMANN” その後 “DIA-COMPE” のブランドで
販売してきたという歴史があります。
70年代末頃、若き日の私は
ワイマンが吉貝をコピーしてると勘違いしていましたよ ^^;

さて、写真のセットは
見ての通り、ほとんど使っていないと言って良いほどのピカピカ。



ブレーキパッドも、レバーフードのゴムも奇跡的に良い状態です。
コレクションしたくなるほどですが、
使うなら、
イタリア車よりも、イギリス車や日本車の方が似合いそうですね。

GRANDIS Special Gran Prix 1970s 完成しました!

大変お待たせしました。
GRANDIS Special Gran Prix 1970s 完成しました!










さあどうです!
絶世の美女です!

見どころや語りたいポイントが満載。ツウ好みの味わい深い一台です。
この機会を逃すともう二度と出会えないでしょう。
ぜひ実車を見に来てください!
(私が店のコに手を出してしまわないうちにね ^^;)

詳細はこちら商品ページをご覧ください。
完成車の写真もたくさん追加しました。

GRANDIS 1970s パーツが揃いました

お待たせしております、
完成車準備中の70年代 GRANDIS のパーツが揃いました。


最近のブログでいくつか紹介しているとおり、
メインパーツは
フレームと同じ時代の Campagnolo Super/Nuovo RECORD



クランクは製造年刻印が無い72年以前に製造されたもの。
(詳細はこちらのブログで)



ハブも70年代の RECORD、エンド幅120mm。
クイックは円錐ナットに直レバー、なんと希少な“Open-C”です。
(”CAMPAGNOLO”の”C”の字体が大きく開いた形)
(詳細はこちらのブログで)


NISI のビンテージポリッシュリムと
DTSwiss 新品スポークでホイールを組みます。


ブレーキも70年代の RECORD
標準(ロング)アーチ、六角ナット留め、直レバー、鉄シュー。
(詳細はこちらのブログで)


ブレーキレバーは Nuovo RECORD。超美品です。



リアディレーラーは希少な初期型 Super RECORD、PATENT-77
もちろんチタンボルト。高級感が一気にアップしますね!


フロントディレーラーも70年代 RECORD
いわゆるナメクジ・デベソ、1972〜1977年頃のものです。


シフトレバーはもちろん凸文字、鉄製ワッシャーの70年代。


シートピラーは Nuovo RECORD 2本ボルトにこだわります。


ヘッドパーツも Nuovo RECORD
ここはクロームの輝きがほしいので。


BBも当然 RECORD。コンディション良し!


フリーホイールは REGINA EXTRA 5速、14〜22T。
もちろん70年代製で、いい音です。コンディション上々!


ハンドルバーとステムは70年代の3ttt
ステムは希少な初期型のRECORDです。差し色のを入れました。



サドルは希少な 3ttt SL
実測285gの軽量サドルで、70年代後半の物と推定。

時代考証にもこだわり、
かなり希少なパーツも含み、
もちろん個々のコンディションにも厳しく、パーツを揃えました。

まもなく GRANDIS が完成します。
お楽しみに!

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偉大なソウルシンガー
Aretha Franklin が亡くなってしまいましたね…。
昨日から、アレサの歌ばかり聞いています。

Campagnolo RECORD 六角で長くて平たいブレーキ

完成車準備中の GRANDIS のために探してきた
Campagnolo RECORD のブレーキ。



キャリパーもレバーも
すっごいグッドコンディション ^^


もちろんオーバーホール済み。

GRANDIS に採用する上での必要条件は


キャリパーが六角ナット留めで、


標準アーチ(ロングアーチ)であること。
これじゃないと付けられません。
(写真の右側は比較用のショートアーチです)

さらに70年代の GRANDIS フレームに合わせて、


平たいクイックレバーに、


ガイドにプラスチックカバーが無い鉄製シュー
という78年以前の仕様であることも押さえておきたいポイント。
この古い仕様でコンディションが良いものは少なくなっていますが、
今回はすぐに見つかってラッキーでした。


ブレーキパッドはカンパ純正箱入りが現在でも入手できます。
シマノも見習って欲しいなぁ。

Campagnolo RECORD 円錐で直線でツルッとしたハブ

完成車準備中の70年代 GRANDIS のために用意した
Campagnolo RECORD のハブ。


70年代中頃のものと推定。
オーバーロックナット幅は5速対応の120mmです。

このところディレーラーやクランクの
製造時期に関する話を書いていましたので、
今回もそのセンでいきます。


いつものようにオーバーホール。


クイックは円錐型ナットフラット型レバー(直レバー)
どちらも78年以前の特徴ですね。
よく見ると、
レバーの“CAMPAGNOLO”の “C” の文字が大きく開いた形
(”U”を横にしたような”C”)
そのスジでは “Open C” と呼ばれている、より古いものでした。
好きな方には重要な萌えポイントですね。

ハブのロックナットには製造年の刻印があることが知られていますね。
このコの場合、


フロントが左右とも74年製、リアが71年と75年でした。
長い年月のなかで交換されている可能性もあるので、
これだけではハブ全体の年齢は断定はできないのですけど、
有力な情報ではあります。


玉押しのツヤツヤ具合も70年代以前の感じです。
私がカンパレコードのハブを初めてバラしたのは78年頃ですが、
玉押しの鏡面仕上げが眩しくて狂喜乱舞した記憶がありますね ^^

ハブボディの年代を探る特徴の一つは、
フリー取付けスレッドの規格が文字で刻印されているかどうか。


右の(今回の物)文字が何も無いほうが古いです。
刻印するようになったのが何年以降かははっきりしないのですけど、
70年代以前のはず。

で、このハブ、
コンディションも良くて、希少ポイントも高いので
GRANDIS での採用を決定。

じゃ、組み合わせるリムはどうする?
できればアルミポリッシュでキラキラのビンテージにしたいなぁ
ということで



NISI の70年代チューブラーリムを磨きました。
サイドのブレーキ面のギザギザ(ローレット)がレトロですね。
ブレーキをかけると「しゅー」って音がすると思います。
そのブレーキ面の磨耗具合から走行距離はさほどでもないようです。
ただしステッカーはレプリカです。

スポーク穴の補強アイレット(ハトメ)が無い時代のリムなので、


アイレット代りのワッシャーを使います。元々そういう物です。
これがなかなかめんどくさい作業で ^^;


DT Swiss
新品スポークで、慎重にホイールを組みます。


GRANDIS の完成をお楽しみに。

Campagnolo RECORD 製造年刻印なしクランク

オールドカンパのクランクの裏側には、
製造年を示す刻印があることは知られていますね。
例えば、


これは77年製。
1973〜1979年製では、下一桁がひし形で囲われています。


これは82年製。
1980〜1984年製では、下一桁がで囲われています。

85年以降になるとちょっとややこしくて
“11”は85年、“22”は86年、“33”は87年となります。
なんでそんなことするかな… ^^;

で、まれに製造年刻印が無いのも。


BCD:144mmクランクなら1966〜1972年頃までの古い物で、
なかなかの希少品です。

ま、何年製のクランクでも実用的には変わらないんですが、
そのへんは理屈じゃなかったりしますね ^^;

で、この「製造年刻印なしクランク」を、


完成車準備中の70年代製 GRANDIS に採用します。
というか、GRANDIS 用にと古めのを用意したんです。


クランクアームにはフレームの差し色であるをいれました。
チェーンリングは Super RECORD 。


ギヤもピンもクランクキャップも“PATENT” で統一。
GRANDIS は細かいところもこだわっていきます。

お楽しみに!

COLNER もめでたくお嫁入り

世間様ではいわゆるお盆連休が始まったようですね。
近所のスーパーに行くと、辻堂海水浴場や海浜公園のプールから来た
ほぼ水着」のお客さんがけっこういましたよ。
毎年のことなので、夏の風物詩かな?

なお、当店はお盆でも基本的に営業していますので、
お近くまでサイクリング等で来られる際にはぜひお寄りください。
(事前にご連絡はくださいね)
キレイなお嬢さんなら水着でのご来店もOKですよ ^^

さて、
コルナゴ系美人三姉妹の次女 ^^



COLNER もめでたくお嫁に行きました。

RAULERCOLNER と嫁いで行きましたので、
当店のお客様は「激レアさん」が好きな方が多い、という傾向ありますね。

でも「直球ど真ん中」が好きという方ならコチラ。


末っ娘の COLNAGO SUPER もよろしくお願いします。
これだけコンディションの良いものはとても少ないですから、
やっぱり「激レア」です ^^

LEGNANO GRAN PREMIO はお嫁入り

フレームセットで販売していました




LEGNANO GRAN PREMIO はめでたく嫁いで行きました。

実はそろそろ完成車にしてあげようと思い、
ちょうどパーツリストをまとめたところだったので、
ちょっぴり寂しいような気もしますが ^^;
いや、めでたい、めでたい、誠にありがとうございます

お婿さん、
ぜひとも「超かわいこちゃん」に組んであげてくださいね。
末永くよろしくお願いいたします。

Campagnolo Nuovo RECORD “PATENT-72” & “PAT.84”

Campagnolo Nuovo RECORD のリアディレーラーが2つ。





ぱっと見は、ほぼ同じですが、
実は、年齢は「干支一回り」も離れています。


PATENT-72” 72年生まれと、”PAT.84” 84年生まれ。

よーく見ると、さすがにわずかな変更点があります。
写真は全て左側が“72”、右側が“84”です。





間違え探しクイズかいっ ^^

熱心なカンパコレクターの方にとっては、
この細かい差異が「たまらん」のでしょうか?
実は、私にはさほどこだわりがない ^^;
コンディションが良ければもうそれだけでシアワセ。

モデルチェンジの多い日本メーカーでは考えられない
超ロングセラーのおかげで、
構成パーツの互換性も高いため壊れても修理しやすいんです。
サンキュー(昔の)カンパニョーロ!

さて、


完成車準備中の GRANDIS に組み付けるとしたら、
古い方の “PATENT-72” Nuovo RECORD でしょうね。
あるいは


“PATENT-77” Super RECORD もいいなぁ、とか…. 悩み中です。

なおフロントディレーラーには


表プレートに穴やフチのない、
1972〜1977年頃RECORD を使う予定です。
(この頃はまだフロントの Super RECORD はありません)

GRANDIS には
パーツもなるべくフレームと同じ時代の物を選んでいきます。
良いパーツが揃い次第組み上げたいと思います。
お楽しみに!