今回はカンパニョーロ・ヴィクトリーの変速機について。
レトロ感たっぷりだった GRAN SPORT にくらべ
ずいぶんシャープな姿になった VICTORY 変速機3点セット。
まず、リアディレーラーは
プーリーケージやアジャストボルトなどが改良された
87年頃の “Nuovo” VICTORY。
う〜ん、メカっぽくてかっこいいです。
ロゴマークが掘りの深いレリーフなのも非常にポイント高いですね。
これが好きだ!という方もたくさんいますね。私も。
ここで直系の兄弟対決。
RECORD がまぁるくぽっちゃりしているのに対して、
直線基調で引き締まった感じの VICTORY。
差別化というより、それぞれ主張があって面白いですね。
フロントディレーラーやシフトレバーも同様のテイストです。
プレートの形状は 980 という下位モデルから来ていますが、
パンタグラフ周りはCレコ期らしいスムーズなデザインで、
当然仕上げも美しいです。
シフトレバーは究極のシンプルさ。清々しいくらいに。
で、これが意外に使いやすい。
シフトレバーには、少し反ったバージョンもあります。
これは
こういうエアロフレームで使いやすいように考えられた物です。
ちょっとの違いのようで、使ってみると確かにありがたい。
次回はブレーキ関係をご紹介する予定です。
お楽しみに。