C-RECORD 刻印リアディレーラー オーバーホール

チネリ・スーパーコルサ用に持ち込まれた
Campagnolo C-RECORD ディレーラーも分解バラバラ。


いつものようにオバーホールしました。



むっちり、ぽっちゃり、すべすべ ^^
刻印ロゴフルカバーのプーリーケージを持つ
この初期型リアディレーラーは特に人気がありますね。

プーリーケージは大黒様の福耳みたい。 金運上がるかも?
泥が詰まりやすい、なんて野暮は言いっこなしです。

さて、基本的な設計はカンパ伝統の縦型ディレーラーで、
外観デザインほど驚くことはありません。


でも、構成パーツレベルで全て新規設計のようです。

機能的に目新しいのは、


ピボット(ハンガー)ボルト側にもスプリングがあること。
これは初期型だけの特徴です。


ホイールを脱着しやすいように「ディレーラーを後方へ開く」のが
主な目的で「オープンスプリング」と呼ぶ方もいます。


従来通りの定位置、この角度よりも前方には傾きません。
一般的な「ダブルテンション」とはちょっと違うんです。
ただ、これ要注意で、


リアエンドのストッパーと噛み合うこのパーツが
ボキッ!と欠けてしまう問題が多発しました。
原因はおそらくリアエンドへ取り付ける際の作業不良でしょう。
(中古を探している方は欠けていないかご注意ください)

で、改良されたのかというと、そうではなく、
早い時期に(いつの間にか)この機構は削除されてしまいます。
無くてもそんなに困らないけど、も少し根性見せて欲しかった ^^;

もう一つ、
RECORD グレードの特典、プーリーはボールベアリング入りです。


ただし現代のようなシールドはされていないので、


グリスアップなどのメンテナンスが適宜必要です。
いや、メンテナンスが楽しめます ^^
このプーリーは摩耗が見られるので後日新品に交換する予定です。

組み戻しました。




うん、スッキリしました。艶っぽさもアップ!


フロントディレーラーとシフトレバーの組み合わせも完璧。
デザインの統一感がありますね。
このまま飾っておきたい ^^


シフトレバーはコンパクトなフリクション式ですが、


引きを軽く滑らかにするための機構が仕込まれています。
高級感のある気持ちの良い操作性です。

次回は C-RECORD ペダルとクランクを取り上げる予定です。

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