ボスフリーのもったいないオバケ

旧車乗りにはお馴染みのボスフリー


駆動系のとても重要なパーツなのに、
内部まできちんとメンテナンスされることがとても少ない
気の毒なパーツでもあります。

普通に使っていてそうそう壊れるものではないですが、
古い製品はシールがなくて水や汚れが内部へ侵入しやすいので、
ギヤの摩耗など見た目よりも中身が痛んでいる事がよくあります。

明らかにガタガタになっているようならバイバイですが、
復活の見込みがあるコは、躊躇せずオーバーホールします。


内部に溜まっている汚れを一掃。


ベアリングのカップやコーンも少し磨いて、
必要ならボールも全数交換して、
「まだまだ元気に使えますようにっ」
と祈りながら組み直します。

そこまでしても結果イマイチなこともありますが、
できる限りの手は尽くさないと、もったいないオバケがでますから ^^;

ボスフリーを単体で仕入れる場合はなるべく未使用品を選びます。


綺麗だしリスクも低いですから。
でも、当然ながら、未使用品はお値段が高い…
ほどよい歯数構成の物はなおさらです。

ただ、未使用といえども古い物。
メンテナンスなしでそのまま使える…ということは少なくて、
劣化したグリスで動きが重かったりベタついていたりします。
なので


ディグリーザーのお風呂の中でにグリグリして古い油を落とし、
ミッションオイルのお風呂の中でまたグリグリして潤いを与える、
という処理は基本必要です。
それでもなお、感触が良くないようならバラして中身を確認します。

絶好調に戻してあげないとね、やっぱりもったいないオバケが…^^;

そんなこんなで、


ボスフリーのストックは「そこそこあるっちゃある」状況ですが、
この程度では「十分足りている」とは言えません。
スレッドの規格、段数、最小最大歯数、スタックハイトなど
組み合わせるハブや変速機などとの関係はややこしいですから、
いろいろ揃っていないと、いざという時困るんですよ。