★新着 VINER Special Professional 1980s

フィレンツェの老舗 VINER のフレームが入荷しました。






80年代はじめ頃の生まれの正統派イタリアンビンテージ。
丁寧な作り、そしてとても美しいプロポーションです。
いろっぽいですなぁ ^^

サイズは
シートチューブが約510mm(c-c)
トップチューブが約525mm(c-c)。
このサイズを待っていた方も多いでしょう?

このコは完成車に仕立てて販売します

パーツ構成は、
フレームと同時代の Campagnolo をメインに使いつつも、
お買い得感のある価格にしたいと悩んでいるところです。
ご期待ください!

詳細はこちらの商品ページをご覧ください。

EVEREST G.Caimi Castano ボスフリー

いきなり、バラバラになった状態で登場するボスフリー。


当初、ブログのネタにするつもりがなかったので
ちゃんと写真を撮ってなかった ^^;


EVEREST G.Caimi Castano 70年代イタリア製。
まずまずの使用感、金ピカ ORO はすっかり退色していますが、
オーバーホールして、まだまだ長生きしてもらいます。

EVEREST はフリーホイールやチェーンの専門メーカーで、
高級車によく使われていました。


スプロケットは全てねじ込み式
この6段モデルだとトップ側から4段までは正ネジ、
ロー側の2段は逆ネジでハブフランジ側からねじ込みます。

写真のように4段目のスプロケットがボスに残っている理由は、
これを押さえに使って逆ネジのロー側2枚を外すから。
4段目を外したい場合、ロー側の5段目ギヤを入れて押さえにします。
ちょっと説明が難しい ^^;

こういう全段ネジ式は旧い REGINA EXTRA なども同じ。
70年代以前に設計されたボスフリーではよくある作りです。


ネジ式スプロケッットは固く締まっていて取り外すのは力仕事
これに比べりゃ現代のカセット式なんて極楽です。

ちなみに、ハブからこのEVERESTフリーを取り外すには


REGINA の2爪用の工具が使えます。
でもこれもやっぱり力仕事

ところで、
内側ボスには、猫のヒゲみたいなのが2本生えています。


これはラチェット機構のツメをはね上げるバネ。
板バネやコイルバネを使うモデルもありますね。



こんな感じで、


外側ボスの歯車にツメを押し当てる役目を果たします。

ボールを新品に交換、カップとコーンの当たり面も少し整えてから
最小限のグリスを使って組み直し。

当店では仕上げに


粘度の高いギヤオイルのお風呂に浸けて、中でグリグリ。
オイルが内部に行き渡って、組み立て時のグリスも流れます。

浸み出してくる余分なオイルを拭き取って、
スプロケットを順番に締め込んだら完成です。


見栄えはちょいと渋いけれど、スムーズな動きが復活しました。
16〜26T という歯数は Eroica JAPAN の草津コース向きかも。

赤いコルナゴ・スーパーはお嫁に行きました

専門誌のグラビアを飾ってもよいくらい美しい COLNAGO SUPER



実車確認に来られた王子様に見初められて、
この度、めでたくお輿入れしました

レア物や変化球が多めな当店のラインナップの中では珍しく?
「直球ど真ん中」って感じのコでしたね。
末永く可愛がってもらえると嬉しいです。

以前「コルナゴ系美人三姉妹」と呼んで愛でていた



COLNER, COLNAGO, RAULER

これでみんなヨメに行ってしまいました。
また探して来なくっちゃね。とびきりのべっぴんさんを。

Shimano 600 三色アルテグラ

今回のネタは30年ほど前のシマノ、
Shimano 600 ULTEGRA グループセットです。


ULTEGRA” の名称が初めて付けられた6400系。









なめらかきれいなデザインですね。
実用的な性能や機能でも当時のデュラエースとほとんど遜色ない、
なのにリーズナブル。美味しいパーツです。


シフトレバーは7速SIS(Shimano Index System)
カキンカキンいう位置決め機構です。
後からSTIモデルも追加されますが、
この時代のSTIレバーはかなり重くてデカイので(エルゴもね)
8速までなら、ダブルレバーのほうが私は好きです。

ちなみに、このちょっと控えめな三色のマーク、


日本ではあまり話題になったことはないと思いますが、
海外では Shimano 600 “Tricolor” と呼ばれ
好まれていたようです。

さて、
ここまで揃っていて、コンディションも十分良いとなれば、
完成車にして使いたくなります。

なにを企んでいるかといえば



う〜ん、超いい感じですねぇ。

この DENTI フレームとの組み合わせなら、
20万円台前半で完成車がまとまりそう。
このまま組んじゃおうかって衝動にかられるぅ ^^

SCAPIN Record はお嫁に行きました

小柄でもプロポーション抜群な SCAPIN は、


めでたく嫁いでいきました
完成車を公開後すぐにオファー頂きました。
可愛がってもらうんだよ〜。

なお、お婿さんのご要望により、
ハンドル、サドル、ヘッドパーツやクランクなど、
いくつかパーツを変更しました。




Campagnolo Nuovo RECORD のヘッドパーツに変更。
ステムは10mm長く。


クランクはめずらしい Campagnolo GRAN SPORT Touring に。

なので、


165mmのシュパーブクランク
が残りました。
また小さいフレームを見つけた時に再登場するでしょう。

三世代乗り継いだ70年代ケルビムロード

ブログのネタが乏しいので ^^;
私の私物バイクの中で一番古いヤツについて書きます。
商品ではないのであしからず。



写真をお見せするのも恥ずかしいくらいボロボロ
今野製作所のケルビム CHERUBIM モデルR2

私がこれを手に入れたのは、かれこれ40年ほど前になります。
知り合いから中古を激安で譲ってもらいました。推定45歳
あちこち傷んでいるため、
散歩やお買い物といったユルい用途で余生を送っています
でも使用頻度は意外に高い ^^

が若い頃にバリバリ乗って乗り倒した後、
実家に置きっ放しにしていたら私の父親が乗るようになり、
20年以上も父の愛車として働いていました。
高齢により父が乗れなくなった後、私が引き取ってレストアすると
私の次男もこれに乗るようになりました。

なんだかんだで
三世代に渡り40年間ずっと乗り続けられています
 ^^

長い年月の間にパーツの多くは徐々に交換されて、
入手時から残っているのは




スギノマイティのクランクとシートピラー、日東パールGステムくらい。
ホイールも何度か入れ替わっています。


フロントフォークですらオリジナルではありません。
元々はフレーム同色でプレス製クラウンの物でしたが、
同じケルビム製の、より剛性が高いフォークに交換しました。
それも37年くらい前のことです。

で、このコ、最近ちょっと調子が良くない。
そろそろオーバーホールやホイールの組み直しも必要な状況です。
でも、私物をいじっている時間の余裕がなくて…。

もはや、わが家の歴史の一部?でもあるので、
「もう乗らずに保存してもよいかなぁ…」
と頭をよぎったりしますが、
「やっぱり乗れないのはつまんないよねー」
と思い直し、
まぁボチボチ直すことにしています。


こうなりゃいっそのこと、
私の(まだいないけど)にも乗せて、四世代継承! を目指します。
これ、ひいおじいちゃんも乗ってたんだよぅ
とか言ってみたいかも ^^

で、いつの日にか「付喪神(つくもがみ)」になってほしい ^^;

小さいサイズ SCAPIN Record 1970s 完成!

お待たせしました!
小さいサイズの SCAPIN 完成車が仕上がりました。




うん、やっぱり完成車になるといいですねぇ^^
とても小さいサイズにもかかわらず、
プロポーションはきれいにまとまっています。
伝統的なホリゾンタルデザインなのは重要なポイントですね。






Campagnolo Nuovo RECORD, Suntour SUPERBE,
Mavic, 3ttt, Regina のビンテージパーツもキマっています。
個人的にはシュパーブのクランクが超お気に入り ^^

サイズは
・シートチューブ約475mm(c-c)
・トップチューブ約495mm(c-c)
・スタンドオーバー約735mm(地面からトップチューブ上まで)
適合身長の目安は155〜165cmくらいだと思いますが、
完成車になりましたので
ぜひ実車にまたがって確認してみてください!

せっかくの小さいサイズなので女性にもオススメしたいです。


カップルでビンテージライドなんて、羨ましすぎます ^^

価格や詳細はこちら商品ページをご覧ください。
完成車の写真もたくさん追加しました。

SCAPIN のパーツはカンパ&シュパーブ

完成車準備中の SCAPIN


パーツリストが纏まりましたのでご紹介します。

フレームの時代や雰囲気からしてやっぱり


オールドカンパ Campagnolo Nuovo RECORD が似合います。
もちろんオーバーホール済み。







ブレーキレバーは GRAN SPORT


シートピラーは Super RECORD(キズ多め)

クランク選びが悩みどころで、
この SCAPIN のサイズからすると少し短いのが欲しいのですが、


カンパ製クランクのストックはどれも170mm以上。
カンパクランクの短い物は流通がとても少ないんです。
ということで、



虎の子の Suntour SUPERBE シュパーブの初期型を使います。
ちょうど良い感じの165mm
スギノ・マイティヴィクトリーを母体にした初期型がかっこいい ^^
希少性ではカンパより上です。


BBもしっかり SUPERBE の美品を使います。
シュパーブのITA規格品は数が少なく、探し出すのはなかなか大変。


フリーホイールは REGINA SYNCHRO
なんと箱入り未使用品!を使います。


リムは MAVIC SPORT もちろんチューブラー。
古いセメントを除去してピカピカに磨きました。
クラシックなアイレット無し仕様なので、
DT Swiss 新品スポークと補強ワッシャで慎重にホイールを組みます。


ハンドルバーは 3ttt Grand Prix375mm(c-c) 。


ステムも 3ttt Record 70mm 。
3ttt の短いステムは少なくて、でもなんとか探してきました。


ヘッドパーツは TANGE FL250C の現行新品。
クラシックスタイルながらシールドベアリングです。


サドルはとりあえず Selle Italia TURBO 現行新品。
もし女性が乗られるのなら、女性用設計のサドルも検討しましょう。

完成をお楽しみに!

SCAPIN Record 70s を完成車にします!

フレームセットで販売している SCAPIN 。





シートチューブが約475mm(c-c)、
トップチューブが約495mm(c-c)
と、希少な極小サイズ。

適合身長の目安としては155〜165cmくらいでしょうか?
でもちょっと特殊なサイズなだけに、
実車にまたがって確認していただけるようにした方がいいよね…
と、以前からモヤモヤしていたのでした。

ということで、このコを完成車に仕立てることにしました

パーツリストは現在考え中です。
フレームの持つ雰囲気からして、やっぱりオールドカンパかな?

しばらく「完成車準備中」という状態になります。
完成をお楽しみに!

Campagnolo Super RECORD PATENT-79 /PAT.81 /85〜

Campagnolo Super RECORD 第2世代リアディレーラー三兄弟。


カステラ一番


電話は二番


3時のおやつは… ^^

ぱっと見は同じようで、よく見りゃちょっと違う。


左から PATENT-79, PAT.81, PAT刻印なしです。
PAT刻印がないのは85年〜88年頃のもの。

85年以降といえば、
カタログではすでに「Cレコ」に切り替わっていますが、


今じゃ「お宝」のこのコも、当初は賛否両論。
スマートで実績のある Super を好む人も少なくなかったと思います。
カタログ落ちした後何年も製造を続けるのはカンパではよくあること。

ちなみに第一世代の Super はシブいこれ。


ボディの一部が黒くなり、ピボット&テンションボルトがチタン製
になった以外は、基本的に Nuovo RECORD と同じです。

さて、また「間違い探し」みたいな話になりますが、
3個の Super RECORD を見比べてみましょう。
写真は全て 左から 79, 81, 85〜 の順です。


通常はピボット&テンションボルトがチタン製ですが、
PTATENT-79 のこの個体は希少なアルミボルトです。
79〜81年頃にはチタンモデルとアルミモデルを併売していました。


アルミボルト(左)の方がほーんのちょっと軽い。


プーリー軸のボルトは、当初は Nuovo RECORD と同じでしたが、
80年頃?からケージの裏側から挿してナットを使うようになります。


83年頃?からは、パンタアーム内側のリターンスプリングの
取り付け位置がテンションボルト側に変更されるとともに、
スプリングを取り外すことができなくなります。


パンタアーム裏面の “SUPER RECORD” 刻印は
同じ時期でも有ったり無かったりするようです。
でも84年以降になると全数「無し」になるんじゃないかなぁ。


85年頃?から、パンタグラフ蝶番のピンが出っ張らない形状になり、
反対側は凹んだ形状になります。材質もステンレスに変更。

仕様変更には何かしら理由があるはずですが、
理由が推測できるものも、よくわからんのもありますね。

上記以外にも仕様の微妙に違う個体が見られます。


でも旧いカンパは
製造時期やグレードを超えて構成パーツの互換性が高いため、
長く使われる間に構成パーツが交換されたり改造されることも多く、
出荷時オリジナルの状態であるとは限りません。
なので、年代別の細かな特徴を「断定」することはかなり難しいです。
ま、謎が多いから面白い、のでしょうけどね。

PINARELLO Super Record 1979 完成しました!

お待たせしました。
PINARELLO Super Record 1979 完成しました!










文句なしのべっぴんさん!
奇を衒うことのない、生真面目さと上品さが魅力です。
しかも、どこをとってもお肌ツルツルぴかぴか ^^

パーツは Campagnolo Super RECORD に、
CINELLI, REGINA, NISI と鉄板ビンテージで美品揃い。

美しいだけでなく、走りも存分に楽しんでいただけます!
ぜひ実車を見に来て確認してください!

詳細はこちら商品ページをご覧ください。
完成車の写真もたくさん追加しました。

PINARELLO Super Record 1979 パーツ詳細

完成車準備中の PINARELLO Super Record


パーツの準備が完了しました。


いつものように全てオーバーホール済み。
古い汚れはスッキリ、厳しいチェックにも合格して、
もちろん全ての動きはスムーズです。
メインパーツは予定通り Campagnolo Super RECORD


クランクはフレームと同時期の79年製。


アウターギヤは使用感わずか。しかも貴重な51T


リアディレーラーもフレームと同時期の PATENT-79


しかも希少なアルミボルトモデルです。
1979〜81年頃の期間にチタンボルトモデルと併売されていました。


フロントディレーラーもご覧の通りの美品。


シフトレバーはフレームカラーにマッチするサック付き。


ブレーキも美品。ブレーキパッドはカンパ純正の新品です。


ブレーキレバーは超美品。ほぼ未使用のようです。


シートポストもこの輝き。




肝心カナメのヘッドパーツとBBもこれなら安心です。



ハブも美品でもちろん回転もスムーズ。



リムは NISI。リムセメントを使った形跡のない、ほぼ未使用品。
振れ取りとテンション調整もバッチリです。




ハンドルバーは Cinelli GIRO D’ITALIA 紋章ロゴモデル。
ステムもクランプ機構内蔵の Cinelli 1R小判ロゴモデル。
どちらも70年代の古いタイプなのに、奇跡的なまでの超美品です。


フリーホイールは REGINA CORSA 79。音も小気味良く絶好調。


サドルは定番 San Marco CONCOR これは現行新品です。

よくぞこれだけ美品ばかり揃ったものだと目頭が熱くなります^^
フレームの完璧なコンディションと合わせて、
これはもう素晴らしい仕上がりになること間違いなし!
お楽しみに!