PALETTI Classic 1980s 完成!

お待たせしました。
PALETTI Classic 1980s 完成しました。




まぶしいですねぇ。
フォークやバックステイのめっきにポリッシュホイール、
爽やかなカラーリングとの相乗効果でキラキラが半端ないっ。






かっちりした乗り味に、
チューブに潰し加工を凝らしたフレームの特徴が出ています。
乗っても眺めてもすばらしい一台に仕上がりました。

サイズは
シートチューブが約500mm(c-c)
トップチューブが約520mm(c-c)。

価格や詳細はこちら商品ページをご覧ください。

PALETTI 1980s パーツ詳細

完成車準備中の80年代中頃の PALETTI


パーツが揃いましたのでご紹介します。

まず、メインパーツを何にするか、かなり悩みました。
Super RECORD で「ゴージャスお嬢さま路線」か、
VICTORY で「お嫁さんにしたい路線」かで、
2泊3日かけて(三日三晩より少し短いくらい)悩んだ末に…

VICTORY に決定!
ちょっと若い感じのフレームには VICTORY が似合うでしょう。










もちろんオーバーホール済み、美品です!
先日ブログでご紹介したものを使います。
VICTORY グループセット
VICTORY ギヤクランク
VICTORY ディレーラー
VICTORY ブレーキ
VICTORY シートポスト・ヘッド・BB
合わせてご覧ください。


ハブにはおなじみ Nuovo/Super RECORD を使います。


リムは Campagnolo LAMBDA なんと希少な未使用品!
VICTORY と同時代のチューブラーです。
リムの青白ラベルもフレームカラーに合ってますね。


いつものように DT Swiss 新品スポークで
キラキラホイールを組みます。


フリーホイールは REGINA BX 6s これも贅沢に未使用品!



ハンドルとステムは80年代 ITM。美品です。
クラシックタイプのロゴがついたITMは珍しいですね。
イタリア半島の図柄です。


サドルは Selle Italia TURBO 1980 現行新品です。

完成をお楽しみに!

★新着 PALETTI Classic 1980s

希少な80年代の PALETTI パレッティが入荷しました。
PALETTI は、ケーブルの完全内蔵や独自の直付け工作など、
先進的で知られるモデナのレーシングバイク工房。

85年にはイタリアのプロチーム Dromedario にバイクを供給しており、
このコは、ちょうどその頃の物だと思われます。






美しいプロポーションや丁寧な仕上げはもちろん、
注目ポイントはチューブへの潰し加工です。




メインチューブの3本全てに GILCO チューブ的な溝が4本




チェーンステイは DE ROSA のようなひし形の断面になっていて、
剛性への強いこだわりを感じます。

サイズは
シートチューブが約500mm(c-c)
トップチューブが約520mm(c-c)

なお、このコは完成車を仕立てて販売します。
お楽しみに!

こちらの商品ページにたくさん写真を掲載しています。
ぜひじっくりご覧ください。

Campagnolo VICTORY シートポスト・ヘッド・BB

80年代のカンパニョーロ・ヴィクトリーの最終回。
シートポスト、ヘッドパーツ、BBについてです。

まずはシートポスト。


VICTORYエアロ形状、アーレンキーでの一本締め
Cレコ期らしいスムーズな造形です。


GRAN SPORT/Nuovo RECORD は古風な二本締めでしたから、
大きな変化ですね。
二本締めタイプは、使い方はちょっと面倒だけれど、
しっかり締め込めて角度は無段調整。
なによりあのカタチが好きなので、無くなったのは少し残念。

エアロ形状だとサドルを下げられずに困ることもあるので、
一本締めでも非エアロタイプのが欲しかったところです。

お次はヘッドパーツ。


スチール製のまぶしいクロームめっき。
ベアリングのボールはΦ3/16″のリテーナー付き。
GRAN SPORT はΦ5/32″のバラ玉でした)



左は Nuovo RECORD、右は VICTORY
見た目も中身も Nuovo RECORD の後継モデルと言えます。
スタックハイトもほとんど変わらないので、
Nuovo RECORD の代替品としても使うのにもいいでしょう。
クラシックなスタイルを残してくれたのは、ありがたいことです。

最後はボトムブラケット。


従来通りのスクエアテーパーとカップ&コーンですが、
軸長が短くなっています。
フロントダブル用の軸で、


Nuovo/Super RECORD, GRAN SPORTは 113mmか115.4mm
C-RECORD, VICTORY では109mmになりますので、
クランクとBBの組み合わせにはご注意を。

====
さて、
5回に渡って VICTORY のネタで引っ張ってきました ^^;
が、これで一応完結です。
ハブとペダルについては手元にないので、また次の機会にでも。

80年代半ば、C-RECORD でデザインが一新しましたが、
VICTORY はやや保守的というか、
オールドカンパのスタイルを残している部分も多々あり、
安心感のようなものがあるなぁ、とあらためて思いましたね。
完成車を仕立てる際になるべくまとめて使いたいと思います。

Campagnolo VICTORY ブレーキ

引き続き、80年代カンパニョーロ・ヴィクトリー。
今回はブレーキ関係についてご紹介します。

まずはキャリパー。


伝統的なシングルピボット・サイドプルです。
美しいですね ^^

新旧見比べてみると、


左は GRAN SPORT、右は VICTORY
さほど変わり映えしないようで…


VICTORY
“Campagnolo”ロゴが筆記体になり、
アーチの断面も変更されています。
アルマイト処理で表面仕上げも滑らかに。
ピボットの袋ナットが円錐形に。
アジャスターにも白いゴムリングがつきました。
クイックレバーにもクロームめっき。

性能自体には差は無いでしょうが、
品質感は RECORD と同等並みにぐっとアップしたと思います。

大きな改善が見られるのはシュー。


左のGRAN SPORT のシューはパッド(ゴム)が差し替えられず、
(加工してパッドを交換することは可能ですが)
コストダウンがはっきりしていたところでした。

一方、右の VICTORY は上位の RECORD と同様に
パッドが交換可能で、タイヤガイド付き、クロームめっきに。
これはユーザーからの要望に応えた点だと思います。

VICTORY オリジナルのブレーキパッドは写真の黄土色ですが、
通常のいパッドももちろん使えます。


新品箱入り純正の黒に交換しました。

次はブレーキレバーです。


これも伝統的なカンパ、細身のブレーキレバーです。
よく Super RECORD と間違われますが、


実際、Super RECORD (左)のロゴマークを変更した以外は、
基本同じものと言ってよいでしょう。
なお、この時期のブラケットフードは「白」が標準です。

ブレーキ関係は
オールドカンパのスタイルを継承してくれたのは嬉しいですね。

次回は、シートポストやヘッドパーツなど。
お楽しみに。

Campagnolo VICTORY ディレーラー

今回はカンパニョーロ・ヴィクトリーの変速機について。


レトロ感たっぷりだった GRAN SPORT にくらべ


ずいぶんシャープな姿になった VICTORY 変速機3点セット。

まず、リアディレーラーは
プーリーケージやアジャストボルトなどが改良された
87年頃の “Nuovo” VICTORY




う〜ん、メカっぽくてかっこいいです。
ロゴマークが掘りの深いレリーフなのも非常にポイント高いですね。
これが好きだ!という方もたくさんいますね。私も。

ここで直系の兄弟対決。




RECORD
がまぁるくぽっちゃりしているのに対して、
直線基調で引き締まった感じの VICTORY
差別化というより、それぞれ主張があって面白いですね。

フロントディレーラーやシフトレバーも同様のテイストです。


プレートの形状は 980 という下位モデルから来ていますが、
パンタグラフ周りはCレコ期らしいスムーズなデザインで、
当然仕上げも美しいです。


シフトレバーは究極のシンプルさ。清々しいくらいに。
で、これが意外に使いやすい。

シフトレバーには、少し反ったバージョンもあります。


これは


こういうエアロフレームで使いやすいように考えられた物です。
ちょっとの違いのようで、使ってみると確かにありがたい。

次回はブレーキ関係をご紹介する予定です。
お楽しみに。

Campagnolo VICTORY ギヤクランク

先日オーバーホールをしたカンパニョーロ・ヴィクトリー。
まずは自転車の顔となるギヤクランクについてご紹介します。

前身の GRAN SPORT には


Road Group (BCD=144mm)


Touring Group (BCD=116mm)
の2種類がありましたが、


VICTORY
ではBCD=116mmのタイプだけになります。
チェーンリングは Touring Group を継承していますが、
クランクはかなり印象が変わりました。


角ばって力強い感じの GRAN SPORT 対し、
VICTORY は滑らかな曲面で、アルマイト処理でお肌もスベスベに。
特にこの角度からみると


「お〜、このスリムさ、Cレコ期だねぇ」
と感じます。

あと、GRAN SPORT との大きな違いは、


ワンキー・リリース式のクランクボルト
が採用されたこと。
コッターレス抜き工具を使わずに
アーレンキー(7mm)1本だけでクランクを抜く事ができるもので、
Cレコ RECORD のクランクにも採用されています。

仕組みとしては、


正ネジのセンターボルトの頭を覆うように、
フリーで回る逆ネジのロックリングが付いていて、
センターボルトを緩める(つまりボルトが外側へ出っ張ってくる)と、
ロックリングがそれを押さえ、クランクを抜く力が働きます。
(文章では説明が難しいね ^^;)

一見、便利そうなワンキー・リリースですが、
メカニックからはあまり歓迎されなかったのか、コスト高だったのか、
RECORDVICTORY 以外では採用されませんでした。

注意点としては
このボルトをクランクから取り外すには専用の工具が必要なこと。


もっとも、通常のメンテナンスでは取り外す必要はありません
本格的にOHするのでなければ、ボルトはクランクに付けたままでOK。

次回は変速機についてご紹介する予定です。
お楽しみに。

Campagnolo VICTORY グループセット

このところお天気もよくて、
サイクリングサイクリングやほーやほー♪ 日和でしたが、
私はせっせとパーツのオバーホール作業 ^^;


カンパニョーロ VICTORY ヴィクトリーのグループセットです。
あとハブとペダルがあればコンプリートなんだけどなぁ
という揃い具合。





上の写真は、分解、洗浄、防錆オイル塗布まで済んだところ。
ネジの一本まで、バラせるところは全てバラしてチェックします。
せっかく「ご縁」があって私のところへ来たのですから、
この機会に徹底的にキレイになって、健康になってもらいます。
この先、安心して長く使ってもらうためですね。

さて、いきなり組み上がりました ^^


こりゃ、すごくいい感じですねぇ ^^

この VICTORY というグループは、
1980年代中頃、Corsa RECORD いわゆるCレコと同時期に登場、
CROCE D’AUNECHORUS が登場する88年頃までの数年間、
RECORD に次ぐセカンドグレードでした。
GRAN SPORT の後継とも言えます。

これだけ揃っているのも珍しいので、
次回から話を分けて少し詳しくご紹介したいと思います。

VINER 1980s 完成しました!

お待たせしました!
80年代はじめ頃生まれの VINER が完成しました。





素晴らしいべっぴんさんに仕上がりました!
イタリアン・ビンテージならでは色気と風格。
本気のロードレーサーとしての走りもしっかり堪能していただけます。
これは絶対おすすめ!

サイズは
シートチューブが約510mm(c-c)
トップチューブが約525mm(c-c)。

価格や詳細はこちら商品ページをご覧ください。

VINER 1980s パーツ詳細

完成車準備中の VINER


ようやくパーツが揃いましたのでご紹介します。
大いに悩んだあげく、メインは
Campagnolo Nuovo RECORDGRAN SPORT のミックスです。









ギヤクランク、BB、ヘッド、ブレーキ&レバーは GRAN SPORT
変速機3点セット、シートポスト、前後ハブは Novo RECORD
ハブクイックもカンパ製ですが時代とモデルが混ざった組合わせです。
もちろん全てオーバーホール済み!

その他は


ステムは CINELLI 1A
バーも CINELLI Campione Del Mond


サドルは San Marco ROLLS


フリーホイールは Shimano 6s, 14〜24T


リムは NISI チューブラー
古いリムセメントをきれいに除去してポリッシュしました。
…と、簡単に書きましたが、たいへん手間がかかっています。
DT Swiss 新品スポークでホイールを…


組みました。
このキラキラを見れば苦労も報われます ^^

当初はもっとコストを抑えた構成にするつもりでしたが、
なんだかんだで、かなり贅沢な構成になりました。
だって、
「私、いい服しか着ないわよ。全部カンパにしてちょうだいっ
と、気位の高いVINER嬢がおっしゃるので ^^:

それでもなるべく抑えた価格にする予定です。
完成をお楽しみに!

★新着 VINER Special Professional 1980s

フィレンツェの老舗 VINER のフレームが入荷しました。






80年代はじめ頃の生まれの正統派イタリアンビンテージ。
丁寧な作り、そしてとても美しいプロポーションです。
いろっぽいですなぁ ^^

サイズは
シートチューブが約510mm(c-c)
トップチューブが約525mm(c-c)。
このサイズを待っていた方も多いでしょう?

このコは完成車に仕立てて販売します

パーツ構成は、
フレームと同時代の Campagnolo をメインに使いつつも、
お買い得感のある価格にしたいと悩んでいるところです。
ご期待ください!

詳細はこちらの商品ページをご覧ください。

EVEREST G.Caimi Castano ボスフリー

いきなり、バラバラになった状態で登場するボスフリー。


当初、ブログのネタにするつもりがなかったので
ちゃんと写真を撮ってなかった ^^;


EVEREST G.Caimi Castano 70年代イタリア製。
まずまずの使用感、金ピカ ORO はすっかり退色していますが、
オーバーホールして、まだまだ長生きしてもらいます。

EVEREST はフリーホイールやチェーンの専門メーカーで、
高級車によく使われていました。


スプロケットは全てねじ込み式
この6段モデルだとトップ側から4段までは正ネジ、
ロー側の2段は逆ネジでハブフランジ側からねじ込みます。

写真のように4段目のスプロケットがボスに残っている理由は、
これを押さえに使って逆ネジのロー側2枚を外すから。
4段目を外したい場合、ロー側の5段目ギヤを入れて押さえにします。
ちょっと説明が難しい ^^;

こういう全段ネジ式は旧い REGINA EXTRA なども同じ。
70年代以前に設計されたボスフリーではよくある作りです。


ネジ式スプロケッットは固く締まっていて取り外すのは力仕事
これに比べりゃ現代のカセット式なんて極楽です。

ちなみに、ハブからこのEVERESTフリーを取り外すには


REGINA の2爪用の工具が使えます。
でもこれもやっぱり力仕事

ところで、
内側ボスには、猫のヒゲみたいなのが2本生えています。


これはラチェット機構のツメをはね上げるバネ。
板バネやコイルバネを使うモデルもありますね。



こんな感じで、


外側ボスの歯車にツメを押し当てる役目を果たします。

ボールを新品に交換、カップとコーンの当たり面も少し整えてから
最小限のグリスを使って組み直し。

当店では仕上げに


粘度の高いギヤオイルのお風呂に浸けて、中でグリグリ。
オイルが内部に行き渡って、組み立て時のグリスも流れます。

浸み出してくる余分なオイルを拭き取って、
スプロケットを順番に締め込んだら完成です。


見栄えはちょいと渋いけれど、スムーズな動きが復活しました。
16〜26T という歯数は Eroica JAPAN の草津コース向きかも。