デローザ DE ROSA 1980s 組上げ完了!

ほぼ出来上がったので、バーテープを巻く前に(テープ汚すとヤだからね)
動作確認のために試乗しました。

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抽象的なインプレッションを長々書くのは控えますが、
巷で語られるクロモリフレームの良さが、全て味わえます。
こりゃたまらん。
この時代のデローザの人気が高い理由が、あらためてよく分かりました。
DURA-ACE 7400系も新品かのようにバッチリ機能しています。

バーテープの色はイエローの予定。
巻いてから写真をたくさん撮ったら、販売開始です。
写真撮影は辻堂海浜公園などでロケなので、天気がよくないと困るんだけどなぁ。

 

試乗ついでに海の様子も見てきましょう。

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今日は日曜日とあって、湘南海岸公園あたりはもはや結構なにぎわい。
まだ海開きしてないけど、待ちきれない人たち。

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江ノ電鎌倉高校前駅。 テレビや映画のロケでよく使われるところです。

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なにしろホームから海が一望出来るところが魅力ですね。
存外天気がよくなってきました。空が映って海がきれい。

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駅の横の坂道から見下ろす、このカットもドラマ等で見たことありませんか?

このデローザにもっと乗っていたかったのですけど、
大切な商品ですからね…このへんで帰りました。

なお、価格は…20万円台後半の予定です。
お楽しみに!!

デローザ DE ROSA 1980s 組上げ開始!

ここのところ何かと立て込んでいて作業が滞っていましたが、
入荷済みだった赤いデローザのフレームにパーツを組みます。

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改めて紹介しますと、
フレームは80年代のもので、チューブはコロンバスSLX。
デローザ特有の菱形断面チェーンステイが走りを期待させます。
チェーンステイやシートステイのいわゆる「立てかけ傷」など、
通常使用に伴う小傷がそれなりにありますが、近似色でタッチアップされています。
もちろんヘコミや歪みは見られません。

さて、パーツ構成をどうするか。
カンパの SuperRecord でも C-Record でも似合うフレームですが、
あまり高価な物になってしまうと(私のような庶民の感覚では)気軽に乗れなくなっちゃうので、
名品「DURA-ACE 7400系」でコストパフォーマンスよくまとめてみたいと思います。

7400系デュラはマイナーチェンジしながら10年以上も作られた超ロングセラーで、
互換性を理解して正しく組めば、とても信頼性の高い優れたコンポーネントです。
そして、7400系は歴代デュラエースの中でも、ピカイチの機能美だと思います。

ということで、ストックパーツの棚から、ヨサゲな物をピックアップしました。

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私、基本的にはキチョウメンなほうなので(自分で言うか)、
パーツは整備を済ませてから、個別に袋や箱に入れて保管しています。

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まず、自転車の顔とも言えるギヤクランクはこれ。170mm,51x42T。

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変速機は7速対応です。
Wレバーの「カキカキ」いう音も、私は嫌いじゃないです。

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ハブとスプロケット。 13〜25Tの7速です。
クロス過ぎない使いやすいギヤ構成だと思います。

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BBもちゃんと7400です。
7400のイタリア規格のものは入手しにくくなってきました。

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リムは WOLBER の SUPER CHAMPION ASPIN。チューブラーです。
古いリムセメントも除去済みなので、タイヤはテープで接着します。

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ステムは 3ttt の”DE ROSA” 刻印入り!。110mm。
ハンドルは CINELLI の GIRO D’ITALIA 64-40。定番です。

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ブレーキは7400のセット、ワイヤーが上方へ出るタイプです。
レバーフードに少し劣化がありますが、入手困難なのでこのまま使うことにします。

ちなみに、レバーフードがいよいよダメになったら、
ダイヤコンペの現行品で代用している方、結構多いと思います。

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もちろん完全にはフィットしませんけど。

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7400のレバーに付けると、こんな感じになります。
注意点としては、バーテープは薄手のものを使い、レバー根元には厚く巻かない方がよいです。
テープの厚みでフードが前方にズレて、あまり具合よくないので。

話を戻して、
シートポストは、DURA-ACEが何本もあるのに…

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んー、全部、径が合わない。
Shimano 600 なら径が合うのがあるんですけどね。

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すいません、ここは600で妥協させてください。

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サドルはこれ。Selle Bassano Vuelta イタリア製。
フレームのデカールの黄色とマッチすると思います。少し使用感ありますけど。

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ヘッドパーツは、このフレームに付属していた 600EX を使います。
フレームから全部取り外して洗浄しました。外見もベアリングもきれい。

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チェーンはシマノCN-HG91。新品です。

タイヤはビットリアの STRADA。新品です。
廉価なチューブラータイヤとしてはビットリアの RALLY が流通量が多いですが、
私のおすすめはこの STRADA です。 価格は RALLY より少し高いですが、
それでもコストパフォーマンスは STRADA が上だと思います。

コンディションの良いパーツが揃いました。
組み上げ作業はすでに開始しています。

お楽しみに。

江ノ島までお散歩

今回は息抜きの話です。
久しぶりに天気が良かったので、買い物ついでに江ノ島まで自転車で散歩しました。

近所なので、ほんとに散歩程度なんですが、
最近、腰痛が悪化したので無理はしません。ほぼリハビリです。

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江ノ島です。
付近では海の家が建設中。
ご存知の通り、夏は海水浴客などで大変にぎわいます。
ああ、また道が渋滞するな。

個人的には冬の方がおすすめです。静かで、富士山がとてもきれいに見えるので。

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本日の足は、ほとんど「お買い物自転車」扱いの古いケルビム。
アラフォーです。少し離れて見るぶんには結構べっぴんさん。^^;

で、江ノ島大橋を渡ると、

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江ノ島の入り口の鳥居。
観光地としてはこの奥が面白いのですが、今日は行きません。

ヨットハーバーがある方の堤防の上へ来ましたが…

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波が、ざっぱーん!!

今日は潮位も波も高いです。
あれをかぶったら、鉄の自転車には最悪なので早々に撤退します。

帰り道。

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サーファーおじさんたち。がんばってるね。

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だいぶ日が傾いてきました。

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お、富士山が、かすかに、ぼんやり見える?

★入荷情報 ホルクス HOLKS 横尾双輪館 1980s

東京上野のスポーツサイクルの老舗、横尾双輪館の ホルクス HOLKS です。

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このフレームは1985年頃に作られた物で、
ラグの美しい造形やフォークの滑らかな曲線など、とても上質な仕上がりです。
東叡社(TOEI) でOEMされた物と思われますが、確認はしていません。

シートチューブ長は約540mm(C-T)、トップチューブは約535mm(C-C)です。

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フレームにはヘコミや歪みは見らず、BBやヘッドチューブ内部もきれいです。

ただし、近くでみると、
塗装のタッチアップが多数あり、塗装の下から細かい錆が広い範囲に出ています。
横尾双輪館さんでは自社フレームの再塗装を引き受けているので、
再塗装に出そうか…とても悩んだのですが、
私の趣味で塗ると、オッサン臭い(加齢臭じゃなくて)色になりそうなので、
新しいオーナーさんにお任せしようと思います。

パーツは、フレームと同時代の DURA-ACE 7400系がメインの構成です。
全体的に、傷や摩耗など使用感はしっかりありますが、
丁寧にメンテナンスしましたので、このままでも気持ちよくお乗りいただけます。

・全てのパーツを取り外して、フレームも各パーツもクリーンナップ。
・ヘッド、BB、ハブ、ボスフリーは分解、洗浄、グリスアップ。
・チェーンホイル、スプロケット、チェーンは洗浄。
・変速機のワイヤーの新品交換。
・ブレーキワイヤーとシューの新品交換。
・各インナーワイヤーの切断端をハンダ付け。
・古いリムセメントを除去。
・古いバーテープと糊も除去、バーテープの新品交換。

バラしたついでに、
BBもヘッドパーツも全て外した状態でフレームの重量を測ってみました。

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おー、まずまず軽いじゃないですか。

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リヤセンターの芯も問題無し。

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エンドの平行性も問題無し。

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よいフレームは佇まいも美しいもの。和風美人。
でしょ?

 

ちなみに、私、日本車も大好物です!
日常乗っている「自家用車」も ケルビム CHERUBIM と ナンベイ NAMBEI ですもん。
その CHERUBIM は、36年前、私がまだ学生だった頃に知人から中古で買ったもの。
NAMBEI は、29年前に私がオーダーしたもの。
ちゃんとメンテしてますから、まだまだ元気に走りますよ。
でもこいつらは非売品です。(^^)

★入荷情報 MERCIER フランス製 1970s

1970年代のフランス車 MERCIER(メルシエ)です。

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MERCIER というブランドは、日本での知名度は低いですが、
とても歴史のあるメーカーで、かつてはツールドフランスなどのレースでも活躍し、
プジョーとともにフランスのサイクルスポーツを牽引してきた存在でした。

この MERCIER はフレームもパーツも傷や錆がとても少なく、お宝発見!です。
これまで室内で大切に保管されていたのでしょう。
淡めのピンクのメタリックに、ラグのエッジにはさりげなく金色のライン。
「女子ウケ」も良さそうな、きれいなカラーリングですが、 MERCIER の伝統色です。

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パーツは SIMPLEXの変速機、MAFACのブレーキ、MAVICリム、MILLARDフリー、
NORMANDYのハブ、SOLIDAの鉄コッタード、BELLERIのハンドルとステム と、
70年代のフランス車定番の構成です。

メンテナンスの様子を少しご紹介します。
基本的にはパーツをフレームから外して、それぞれを個別にきれいにして、
必要に応じてグリスアップや交換などしてから組み直します。

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みんなきれいになりました! フレームも隅々までクリーニング。

フロント変速機は不調だったので、ほぼ同等品のデッドストックと交換。
リヤ変速機のプーリーの歯が1ヶ欠けていたので、このプーリーも新品に交換。
チェーンはフランス製のSEDISが付いていてせっかくキレイにしたのですが、
リヤの変速時にチェーンの掛りがイマイチ悪いので、
いろいろやった結果、チェーンをシマノのUDに交換して解決。

古いチューブラータイヤは廃棄、 リムセメントもキレイに除去しました。
今回はチューブラータイヤに慣れていない方の使用を考慮して、
リムセメントは使わずに、チューブラーテープでタイヤを接着しました。
ワイヤー類、バーテープは新品に交換しました。
インナーワイヤの切断端はハンダでバラケ対策しました。

カジュアルに、実用的に、楽しく乗れる1台に仕上がりました。
セカンドバイクやビンテージの入門にもいかがでしょうか?

なお、フレームサイズは、
シートチューブ約55.5cm(c−t)
トップチューブ約56.5cm(c−c)
です。

★入荷情報 CHESINI Super Special Corsa 1970s

1970年代の CHESINI Super Special Corsa のご紹介。

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この車も欧州のプロショップから仕入れたもので、
コンディションよく、整備も行き届いています。

CHESINI(チェジーニ)というブランドは、 日本での知名度は今ひとつですが、
本国イタリアでは著名で歴史あるオーダーメイド工房です。
ダウンチューブのデカールにある “3 Volte Campione Del Mondo” が、
世界自転車選手権100KMレースでの3度の優勝を誇っています。

わずかにピンクがかったシルバーの塗装に、オレンジの挿し色がなかなか粋です。
傷はそれなりにありますが、多くはあまり目立たない所にあります。

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パーツは、73年頃の DURA-ACE の第一世代!がほぼフルセットです。
イタ車にDURA-ACEですかって思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
写真のように不思議なほどしっくりきています。

しかも、この DURA-ACE がどれも特上のコンディションです。
おそらくデッドストック品をまとめて組み付けたのでしょう。

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ああ70年代の美しい「ジュラエース」です。
「ジュラ」ですよ、50歳以上の方なら分かりますかね?
ここまで揃っていると、カンパよりも圧倒的に希少です。

その他、リムは MAVIC、 シートポストはカンパの CHESINI刻印付き。
サドルの SAN MARCO ROLLS は新品です。

この後、最終的な動作確認と調整が済めば完成です。
フレームサイズは、
シートチューブ約56cm(c−t)
トップチューブ約55.5cm(c−c)
です。

★入荷情報 MASI GRAN CRITERIUM 1970

お待たせしました。ようやく MASI GRAN CRITERIUM のご紹介です。

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この車は、欧州のプロショップから仕入れたもので、
さすがにコンディションよく、整備も行き届いています。
塗装もキレイで、傷も少なく、もちろん凹みや歪みも見られません。

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セラーいわく、
このフレームは1970年製の GRAN CRITERIUME の第一世代の物で、
トップチューブのアウタートンネルやBB上のワイヤーガイドなどの直付け工作を
後から追加したものだろう、との事。
私も独自にいろいろ調べましたが、なるほどと思いました。

この第一世代のグランクリテは、それ以前の「SPECIAL」というモデルに近い 仕様
を残しており、大変貴重な物だと思います。
パーツは当時モノのカンパレコードのほぼフルセットに、
NISIのリム、3tttのハンドル周り、CINELLI UNICA サドルと、 鉄板です。

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いや、それにしても、たいしたべっぴんさんです。
とても40何年も前のものとは思えません。
これぞイタリアン・ビンテージ。
オーラを感じます。
そしてなぜだか、癒しも。
ずっと手元に置いておきたくなってきました。
いやいや、いかんいかん、売りますよ。
まずは当店の看板女優に決定。

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この後、最終的な動作確認と調整が済めば完成です。
なお、フレームサイズは、
シートチューブ約56cm(c−t)
トップチューブ約55cm(c−c) です。

海の彼方から、とうちゃこ

ビチクレッタ湘南のいけちです。

入荷の遅れていたブツが海外から届きました。

4台まとめて。
しかもそれぞれ違う国から。

なにもいっぺんに来るこたぁ無いだろ。
さばけやしない。
とか愚痴ってみるけど、少しほっとしました。

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自転車って、貨物としてはとても厄介な「大きな壊れ物」。
送り主の梱包がマズイと破損している可能性が高いです。
実際、それでトラブった経験もあるので、
開梱時は毎回ドキドキします。特に高価なものは。

ところで上の写真、どれも完成車なのですが、箱の大きさがずいぶん違う。
左から大、中、小。

では開けてみましょう。

 

まずは一番大きな箱。

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市販車の箱をそのまま使っています。
まぁ、ありがちです。
でも、穴が開いてるな。不吉な予感。

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あらぁ、これは手抜き梱包。
でも、幸い破損はありませんでした。ふぅ。

中身は MARCIER 1970年代。フランス車です。

 

では、お次ぎはこれ。

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この梱包はかなりプロフェッショナルですね。
これならフレームが横方向につぶれることはなさそう。
たぶん、送り主は苦い経験をした結果、このスタイルに行き着いたのでしょう。

ほとんどのパーツはフレームから取り外されていて、
真ん中の白い箱にまとめて入っていましたが、
私みたいな人にとってはかえって好都合。
どうせパーツは整備のために全部バラしちゃうので。
でも、一般の方だと困っちゃうでしょうね。

なお、これの中身は MASI GRAN CRITERIUM 1970年代。
当店の看板娘、センター候補です。

 

最後はこれ。

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ちっさ。
どうやって入ってんだ?

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うわ
これはすごいね。
ほぼ変態レベル(笑)
パズルと言うより、臓物(ぞうもつ)って感じ。

送り主によると、
オーストリアでは貨物サイズの制約が厳しくて、
ここまでやらないとダメなんだそうです。
この梱包には2時間かかるそうですが、
いや2時間でできればたいしたもんだと思う。

開梱も、丁寧にしていると1時間くらいかかりそうです。

これの中身は CHESINI Super Special Corsa 1970年代。

 

いやー、自転車の梱包って奥深いですね。勉強になります。
当店では、完成車をお送りする場合、
後輪をフレームに装着した状態で、緩衝剤と共に箱に入れます。
お客様の大切なお品ですから、細心の注意を払って梱包します。

なお、商品の詳細については、ちゃんと開梱した後に別途紹介します。
お楽しみに。

では。

ブログ始めました

bicicletta Shonan の いけち です。

このブログでは、
主に入荷情報や整備の様子などをお知らせしていきますが、
時々は自転車とは関係ない、ヨタバナシやジジネタもあるかと思います。

 

ちなみに、恥ずかしながら、私はこれが「ブログデビュー」です。
ホームページを起こすのも初めてでして、悪戦苦闘中。
五十のおっさんの手習い状態ですよ。慣れなくてモタモタしてたらスミマセン。
パソコンはCPUがまだ8ビットの頃(いつだよ)から使っているんですが、
これまでブログとかにはあまり興味が無かったんですよね。

がんばります。

では。