MARASTONI パーツ詳細

完成車準備中の MARASTONI


パーツが揃いましたのでご紹介します。

予定通り超美品 Campagnolo SUPER RECORD を使います。









ハブだけ C-RECORD です。
もちろん全てオーバーホール済みですよ!


リムは ARAYA SANTANA350未使用品
実測370g/本の「やや軽」チューブラーリムです。
例によって DTSwiss の新品スポークでホイールを組みます。


フリーホイールは REGINA CX 7速。
14〜24Tの使いやすい構成です。


ハンドルバーとステムは 3ttt の美品セット。


サドルは CINELLI UNICANITOR 当時モノ。
表皮のコンディションもバッチリです。

きれいなフレームに負けないように、美品ばかりを揃えました。
パーツだけ見ていてもニヤケます ^^

完成までもう少しおまちください。

Campagnolo 50周年のお祝いペダル

カンパのペダルが入荷したので早速オーバーホール。



チタンシャフトの SUPER RECORD です。
しかも、


金色バッジ輝くダストキャップ!

1983年の 50th Anniversaryカンパ50周年記念モデルです。
通常の SUPER RECORD と基本的には変わらないんですけど
スペシャル感は倍増、いや、それ以上ですかね ^^

カンパ50周年モデルといえば、


例の「黒カバン入りフルセット」を思い浮かべますよね。
まー、なんというか、今も昔も庶民には縁遠い世界です。

このペダルは中古ですけど




スレやキズも少なめ、回転もスムースなグッド・コンディション。
新品だともったいなくて「足げ」になぞできなくなるので ^^;
実使用するならこのくらいがベスト・チョイスではないでしょうか。

では

TOMMASINI SINTESI パーツ詳細

完成車準備中の TOMMASINI SINTESI


パーツが揃いましたのでご紹介します。

予定通り Campagnolo POTENZA 11s フルセットです。
もちろん全て新品。


スチールバイクにはやっぱりシルバーのパーツが似合うでしょう。
特に、黄色のフレームに黒いパーツをたくさん付けちゃうと、
安っぽくなりがちですし。

ちなみにギヤはフロント52/36T, リア12-27Tとなります。
現代風のワイドレシオです。

せっかくの機会なので、
ご先祖様POTENZAの2ショット写真を。






左はビンテージの SUPER RECORD
POTENZA は21世紀的なデザインと言うべきでしょうか。
時の流れを感じます。
おれも長生きしたなぁ、とか ^^;

21世紀になれば...
「自動車は空を飛び、月旅行くらいは誰でも行けるようになる!」
と、大阪万博のころのいけち少年は固く信じていましたが、
まー、いまのところ、さほどでもなかった ^^;
特に自転車なんてシフト操作やギヤ数が変わったくらいで
基本的な仕組みはほとんど変わらないですね。幸いなことに。
この先も、自動運転とか要らないです ^^

さて、
メインコンポ以外のパーツも全て現行の新品を使います。


ヘッドパーツは Campagnolo RECORD です。

ホイールには現代の完組み品を使うこともできますが、
それでは普通すぎて(ワタシ的には)面白みがないので ^^;
オールシルバーのキラキラホイールを手組みすることにしました。


リムは MAVIC REFLEX チューブラー。
当店在庫の最後の一組みを使います。
ラベルの黄色がフレームとマッチしてます。


ハブは SUNXCD サンエクシード。サンツアーの末裔。
シールドベアリングです。
DTSwiss の新品シルバースポークで組みます。

サドルは Selle Italia FLITE チタンベース。
多くのオシリに愛される定番ですね。
シートポストは日東 S65 

ハンドルバーは日東 185、ステムは吉貝 ENE CICLO
これらもシルバーでクラシックスタイルの物を選びました。

完成までもうしばらくお待ちください。
お楽しみに!

COLNAGO SUPER パーツが揃いました!

完成車準備中の COLNAGO SUPER のパーツが揃いました。


予定通り Campagnolo SUPER RECORD ほぼフルセットです。











きれいなフレームに合わせて美品をチョイスしました。
もちろん全てオーバーホール済みです。

その他にも


ハンドルとステムは 3ttt
ステムは COLNAGO刻印付きです。


フリーは REGINA CX 6速。使用感わずかです。


リムは Campagnolo VICTORY Stradaチューブラーです。
ちょっとブロンズっぽい色がシブい。
DTSwiss 新品スポークでホイールを組みます。


サドルは SELLE ITALIA TURBO 1980 新品。

完成までもう少々おまちください。

組み上がってもお天気が良くならないと
テスト走行と野外でのグラビア撮影ができないなぁ ^^;

秋季新加入メンバーの受け入れ準備中

秋ですねぇ。
すっかり涼しくなって、時々寒いくらい。


我が家の庭のみかんも少し黄色くなってきました。
肥料なんかは一切あげてないのに、
意外と美味いのができるんですよね、これが ^^
今年は数が少ないですが、そのぶん一個が大きいです。
収穫が楽しみ。

さて、
実は最近、海外からの仕入れでトラブル続きだったんですが、
ようやく次のが(フレームが)入ってきそうです。
なので、
(遊びに行きたい気持ちを抑えて)
それに向けてパーツのオーバーホールに励んでおります。




とても美味しそうな^^カンパニョーロ。
こちらはもう十分食べごろです。

この他にも
やはりオーバーホール済みのストック品から


時代やコンディションなどフレームに合いそうなのを選抜して
完成車を仕立てることになります。

で、今度どんなフレームが入ってくるのかって?

ふっふっふっ、
それはまだナイショ ^^;
でも、みんな知ってるブランドの、です。
お楽しみに。

ボスフリーの「ボス」ってなに?

今回のネタはこれ。


現在では広く「ボスフリー」と呼ばれていますが、
80年代頃までは単に
フリーホイール
または略して
フリー
というのが一般的でした。
スプロケットが複数付いているので、
マルチプル・フリーホイール
とご丁寧に呼ぶこともありましたね。

そこに「ボス」を付けるようになったのは


こういう
リアハブと一体化した物が普及しはじめてから
区別する名称が必要になったためだと思います。

で、
そもそも「ボス」ってどういう意味かというと
太陽にほえろ!の石原裕次郎
など上司や親分のことではもちろんなくて、
突起物」や「コブ」
を意味する別の単語です。
スペルはどちらも同じ「BOSS」ですけど、
メカ屋さん以外には馴染みがうすい語ですね。

もう少し具体的なイメージとしては
たいていは円筒形の突起で、ネジが切ってあったりする
というところでしょうか。
ああ、それなら


コレとか


ハブ側のココもそうですね。
ふむふむなるほど、だから「ボスフリー」なんだ。

でも、この「ボスフリー」って
誰が名付けたんでしょうね?
どこかのメーカーがカタログに記載したというのは見たことがない。
詠み人知らず?
それに、海外ではまず聞いたことがないので
おそらく和製英語じゃないですかね。

そういう話は他にもありますね。
たとえば


これなんか海外では、
一般的には「Shifter」や「Shift Lever」ですが、
STIのようなブレーキレバーと合体した物と区別するために
「Downtube Shifter」
などと呼ばれることもあります。
Wレバー
なんていうしゃれた呼び方は日本独自のようです。

—–
う〜ん、さっきから「太陽にほえろ!」のテーマ曲が
頭の中で鳴りっぱなしで困ってます ^^;

古いリムセメントの除去作業グリグリ

前回、彫刻刀でゴリゴリやって


概ねきれいになりました、ってところでした。
ここまでできればもう十分じゃん
という方もいらっしゃるでしょうが、
もうちょっと手をかけまます。

中古のチューブラーリムを再利用、
つまり、再度ホイールを組み直す際には


ハトメのニップルと接触する部分がきれいか、も重要です。

もし、リムセメントが中まで入り込んでいるならば、
しっかりほじくり出しておくことは最低限必要で、
状態に応じて、さらにしつこくクリーニングします。
方法はいくつかありますが、
例えば
太めの綿棒に遅乾性のパーツクリーナーをつけて、


グリグリ
これで満足できなければ、
小型ルーター


こういう金属のブラシをつけて、


ブンブン
回転数は極力低くして、
ニップルと接触しそうな部分に軽く当てます


そんなにピッカピカにしなくてもOK。

なお、穴の中にリムセメントが残ったままこれをやると、
ブラシとの摩擦でリムセメントが溶けてベタつくので要注意です。

次に、


リムのおもて側(内周)のハトメの汚れも落とします。
ここはほぼ見栄えの問題。

金属磨きを布にとって、一個ずつ手作業で磨いてもよいのですが、
またもや電動工具で効率化 ^^
BSスコーライトホイルというスポンジ状のヤスリをドリルにつけて


ギュンギュン
ドリルの回転数を遅めに固定して軽く当てるだけで、
きれいになります。
浅いサビもこれで落ちますよ。

さて、最後の仕上げです。


リムセメント・クリーナー(ラッカーシンナーでも可)
をウエスに含ませて
リムセメントの残りカスがスッキリ落ちるまで拭き取ります。

ということで、
がんばって6本のリムを仕上げました。


 ふぅ。

どれもまあまあの使用感ですが、新品にはない味があります。
アルミ地シルバーのリムはもっと磨けばピカピカになりますが、
それはホイールを組む直前でよいでしょう。

旧いチューブラーリムの手入れは、やはりそれなりに大変です。
でも、新品の選択肢はとても少ないですし、
手間をかけて、きれいになって、また使ってやれるというのは
エコな以上に、イイ気分ですよ ^^

古いリムセメントの除去作業ゴリゴリ

今回はチューブラーリムのメンテナンスの話です。

チューブラータイヤというのはご存知の通り、
リムにタイヤを接着剤等で貼り付けて使います。
以前は接着剤として


「リムセメント」という強力ボンドを使うのが一般的でしたが、
最近では


専用の両面テープを使う方が多いかと思います。
当店でも特に指定がなければテープを使っています。

ただ、歴史のある物を入手すると、


ほぼもれなく、古いリムセメントがこびり付いています。
タイヤを交換する際にリムセメントを重ね塗りするため、
ぶ厚いカサブタのようになっていることも多いです。

このカサブタ、
きれいに除去したいと思っている方多いですよね。
この後テープを使いたいなら、過去をスッキリ清算せねば。

で、どうするかってえと、
メンテナンス教本などには


「リムセメント・クリーナーを塗って取り除きます」
なぁんて、
とても簡単に、かなり無責任に、書いてあったりします。

でも、実際にやってみるとわかりますが、
世の中そんなに簡単じゃありません

リムセメントがごく薄く残っているだけという場合はともかく、
カサブタのようになった所にリムセメント・クリーナーをつけると、
中途半端に溶けてベトベトになり、
かえって手に負えなくなったりします。

リムセメント・クリーナーで挫折した場合、


ペイント剥離剤なども使えます。
強力タイプならより大胆にリムセメントを溶かすのですが、
強力なだけに、手などに付くと痛いし、
溶けたものがハトメ穴へ入ったり、
ステッカーを破損させる可能性もあるので、
私は使っていません。

私がいつも使っているのは


これ。彫刻刀です。
(100均でセット販売されているナマクラ安物です)
これで


ゴリゴリ


ガシガシ
地道に地道に剥がしていきます。

あまりに普通すぎてがっかりしましたか?
手間も時間もそれなりにかかる方法ですが、
結局「急がば回れ」だよな人生は、と悟ってしまった私でした ^^

なお、この作業でもっとも重要なポイントは、
リムセメントがパリパリに乾燥していること
です。
パリパリになっていれば、刃物で剥がすのは以外に楽です。
言い方を変えると、
リムセメントに弾力が残っているうちは、私は除去作業をしません。
しばらく天日干しするなりして十分乾燥するのを待ちます。

さて、
彫刻刀だけでも、マメに忍耐強く作業すれば


この程度まではきれいになります。

この後、まだ続きの作業があるんですけど、
それは次回で。

COLNAGO MEXICO パーツ準備完了

COLNAGO MEXICO のパーツの準備が整いました。

いつものように、


ネジ一本にいたるまで徹底的にオーバーホール済み
ここまですることで、
見えにくいところのサビや磨耗、潜在的な問題にも対処できるので、
この先の寿命が全然違ってきます。
もっともっと永く使って欲しいんです。

さて、
メインパーツはカンパニョーロ SUPER RECORD










見ての通り、かなりいい感じで仕上がりました。


ブレーキパッドはカンパ純正新品に交換しました。

ハブは入荷時には MICHE Competition が付いていて、
コンディションも全く問題なかったのですが、


ストック品の Campagnolo RECORD に換えます。
だって
カンパのフルセットです!
って爽やかに、きっぱりと、言いたいじゃないですか ^^

ホイールは、


AMBROSIO MONTREAL MEDAILLE D’OR
 未使用リムと
DTSwiss の新品スポークで新たに組み直します。
足回りは心機一転、安心して乗っていただけます。


ステムは CINELLI 1A。刻印の墨は入れ直しました。
バーは CINELLI Canpionne del mondo もちろん当時物です。

ボスフリーは SUNTOUR NewWINNER 7s が付いていたのですが、
フレームとのクリアランスが不足していたので、


イタリア製 REGINA ORO 6s に交換します。


サドルは San Marco ROLLS シボ革の当時品です。

下ごしらえは完璧!
総組みをしたら完成です。
もう少しお待ちくださいませ。

MONTAGNER 嫁入り支度・きらきらホイール

MONTAGNER の嫁入り支度、推進中です。

リムはレトロなアルミポリッシュにしたい、
というお婿さんの希望により


MAVIC MONTHLERY LEGERE を。
中古ですがこのコはまだまだイケます。


映り込むくらいに磨いて、
新品のスポーク(DTSwiss製)で組みました。
ハブはカンパニョーロ RECORD


はい、きらきらホイールの完成!
これで天気のいい日に走ると、さらに眩しくきらきらです ^^

ただし、
この美肌を維持するには日頃のお手入れが欠かせませんよ。

—-
アルミ地肌時代の旧いリムは
磨けば光るし、ラベルのデザインもとても魅力的ですが、
アイレット(スポーク穴のハトメ)が構造的に弱い物や、
アルミの材質自体もヤワい物がありますから
コンディションの見極めが肝心ですね。


コンディションの良いのを入手したなら、
永く楽しむためにはシャキッとしたスポークで、
テンションバランスに気を配ってホイールを組みたいものです。

では

Campagnolo GRAN SPORT のオーバーホール (2)

カンパニョーロ・グランスポルトのオーバーホール、
前回、分解〜洗浄まで済みました。


脂っ気ゼロのままでは錆びやすいので、
長期防錆オイルを施しておきます。

ハブやペダルなどアルミ地肌が曇っているものは、


少しポリッシュ。
つやつや美肌になりました ^^

あとは組み立てです。
古い油や汚れは完璧に落としてあり、
細かいパーツまで問題がない事も確認済みなので、
組み立て作業に集中できます。
ネジの一本一本にもこまめにグリースを使います。

作業中の写真が撮れてなくて、ごめんなさい。
(グリースだらけの手でカメラを触るのが… )

組んだら、
ベアリング、摺動部、可動部を何度も動かし、
ガタや機能的な問題がないことをよく確認します。

仕上げに、
はみ出したり不要に着いてしまったグリースを
綺麗なウエスでしっかり拭き取ります。
余剰なオイルは汚れを呼ぶからです。

さて、


じゃじゃーん、完成です!












30代半ばとは思えない若々しさです。
中学生のお子さんがいるようにはとても見えない ^^

GRAN SPORT は RECORD系 に比べると
一部の材質や仕上げでコストダウンが図られていますが、
実は RECORD との共通パーツも多く、
一般ユーザーにとっては性能的な差はほとんどないと思います。
リアメカやクランクのデザインも好きだなぁ ^^

せっかくの美品フルセットなので、
できれば完成車を組むときにまとめて使いたいです。
ウチの可愛い BABY たち


との組み合わせもイイですね。
このほか


SUPER RECORD などの美品も
このコ達のためにストックしてあります。

では

Campagnolo GRAN SPORT のオーバーホール (1)

遥か彼方のアノ国から届いた箱に


ぎっしり入っていたのは


Campagnolo (NUOVO) GRAN SPORT

ケーブル関係以外は揃っている、ほぼフルセットです。
1981〜2年頃のものです。

完成車から取り外したそのまんまのようで、



しっかり汚れがこびりついていますが、
そんなに使い込まれているのではなさそう。

お風呂に入れて垢を落とし、
血液と腸内をデトックスして、
エステでお肌を整えれば、
健康的なかわいコちゃん、になるでしょう ^^

そのためにはオジサンは手間を惜しみません。
容赦無く完全に分解バラバラにしたら、


遲乾性のパーツクリーナーと
ブラシ、筆、ナイフ、なぜかジャムの空き瓶などを使って
奥の奥、隅の隅、ネジの一本一本、バネの隙間まで



神経質なほど丁寧に汚れを落とします。
灯油などに漬けてジャブジャブゴシゴシ、という事はしないので、
すごく手間がかかるんです。


ふぅ。
自分との戦いに勝った瞬間です。

ここまでやれば、
細かいパーツの状態まで十分確認することができます。
今回は、とりだてて修理や交換は必要なく、



ベアリングの状態も良好で、
スーパーいい感じです。
こんなラッキーはめったにありません ^^

今日はここまで。続きは次回に!