40年前の初代デュラエース 1st.DURA-ACE

シマノのトップグレード DURA-ACE デュラエース。
第一世代の発売が1973年だというから、既に40年以上も続いているんですね、
今回はこの記念すべき第一歩、初代デュラエースについてご紹介したいと思います。
(ちなみに当時は「ジュラエース」と表記してました)

私が自転車趣味に本格的にはまってしまったのは77年ころで、まだ学生だったので、
デュラエースで組まれたような高級なロードレーサーは手の届かない憧れの対象でした。
ショップの常連さんや知合いがそういうのに乗ってくると羨ましかったですねぇ。
なので、初代デュラエースがほぼフルセットで組まれている CHESINI が入荷した時は、
懐かしくて、感慨にふけりましたね。
例えて言えば、昔憧れていた女子生徒に30何年かぶりに再会したような…とか?(笑)

で、その女子、じゃなくて初代デュラエースですが、
主にデザインに注目して、ひとつずつ見ていきたいと思います。
多分に私の主観と偏見も交えながら。^^;

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まずギヤクランク。
全体に華奢というか繊細な印象を受けます。
アームは薄くて、クランクも細め。さらにしっかり肉抜きもされています。
よくある5アームですが、カンパとは似ないようにがんばってる。
チェーンリングのパターンが少々うるさいという人もいたけども私は好きです。
表面仕上げもとても美しいです。

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次はブレーキ本体。
他のメーカーが、カンパのコピーみたいなものばかりを作る中、独自路線です。
やはり細身の華奢な印象ですね。
白っぽいアルマイト仕上げが美しく、高級感と精密さを醸し出しています。
実際、動かすと機械的精度はさすがシマノです。

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ブレーキレバー。
ブラケットがまだ太めですね。
このあと世代が進むと細くなっていきますが、STI化で突然バカデカクなります。
レバーに穴がたくさん開いているのは当時の流行。でも穴が小さく控えめなのが和風?

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リア変速機。
クレーン CRANE(鶴)という、それ以前からあったリヤ変速機をそのまま
デュラエースのコンポとして採用しています。
なので、”DURA-ACE”という刻印やプリントはありません。
このクレーンは、元々ロードレーサー専用設計ではなく、キャパシティーも大きめ、
ガタイも大きめでガッシリしています。見るからに質実剛健な作りです。
角張ってメカっぽくて、ギヤクランクやブレーキとは雰囲気が違うけどかっこいいです。

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フロント変速機。
これもメカメカしていいて、リヤのクレーンとはお似合い。
プレートに穴が開いているのは、デュラとしてはこれが最初で最後かも、ですね。

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シフトレバー。
これがまた一転、柔らかなラインの女性的な感じです。お肌つるるん。
こういうデザインの一貫性がビミョウなところが、いかにも「初代」なのかも。
ただし、取付け台座が当時のシマノのオリジナルタイプなので要注意。

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こういう形の台座です。カンパとは互換性がない。
そういう理由で件の CHESINI には、カンパのシフトレバーが付いています。

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ハブです。
形はいたって普通ですが、やはり美白なアルマイト仕上げがきれいです。
回転はきわめてスムーズで、グリスアップ時の調整もすぐ決まる精度の良さ。
高級な部品というのはこういう物か、と、当時感心したものです。

以上、初代デュラエースを見てきました。
いかがでしたか。
私と同じようにノスタルジーに浸る方もいれば、
最近のシマノしか知らない世代には新鮮な感じを持たれた方もおられるのでは。

こうなると、
サンツアーやシュパーブについても語りたくなりますねー。^^;
おじさんの昔話は迷惑かもしれませんが、そのネタはまた別の機会に。

では。