シマノ初のクリップレスペダル PD-7401 整備編

前回ご紹介した PD-7401 をメンテナンスします。

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現状、スピンドルはスムーズに回るし、ビンディングもちゃんと機能しているので、
特にメンテナンスが必要な理由は無いのですが、まぁ、紹介した勢いですね。^^;

まず、ビンディング部です。
とにかくフタを開ける以外、切り口はないようです。

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でも、ネジ穴が「星形」です。
普通のプラスやマイナスのドライバーでは開けられません。
これは「素人さんは開けないでね」とメーカーが言っているんですね。
でも、開けますよ。^^

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ちょうど良いドライバーを持っていました。
パソコンのハードディスクをバラすときに使ってたやつが役に立ちます。^^

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おや、かなりシンプルな機構。
真ん中の金具を留めているピン状の物は、クランプ強度調整ボルトの先っぽです。
これをペダル底面から締めると、バネを引っ張るだけなのね。

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そのクランプ強度調整ボルトをもっと緩めればバラせそうですね。
っと、思ったのですが、
ここをバラすと、バネが強くて元に戻す時メンドウな事になりそうな予感が。^^;
なので、
このまま、クリーニングと注油をすることにします。はは。

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フタをすればほぼ密閉状態なので、そんなに神経質になることはないでしょう。

次はベアリング部です。

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クランク側にロックリングがあるのは、現代のSPD系ペダルと基本的に同じですね。
でも、このロックリングを回すのには TL-PD30 という専用スパナが必要です。

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この専用スパナを使うのは、このPD-7401のほかは、

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この、ひとつ前の DURA-ACE PD-7400 の2モデルだけだと思います。
パーツ自体よりも、工具のほうが希少で入手が難しいのは困ったもんです。

どっちに回すと緩むのか一瞬迷いましたが、正ネジでした。左右とも。

シャフトを抜くと

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ふーん。「玉」と「コロ」の合わせワザですね。たまころたまころ。
玉は、クランク側が14個、シャフト先端側が8個。

洗浄しました。

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玉もコロもカップもシャフトもきれいで問題無し。
外観がキズだらけなのに比べると意外なほど内部は健全です。
そこはさすがデュラエースグレードかな。

さてグリスアップしながら元通り組み立てます。

シャフトの先端部は玉押しになっていて、
ペダルボディのシャフト穴の一番奥がカップになっています。
えー? どうやってアセンブリするの?ってしばし悩んで、

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まず玉をシャフト穴の奥へ並べました。写真がちょっと分かりにくいですが。
シャフト穴は50mmくらいの深さがあるので、
その奥に8個きちんと並べるにはコツがいります。
説明が難しいですが、私は「綿棒」を使うワザを編み出しました。^^

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クランク側のボールを入れて、コロ軸受けは挿すだけ。
次に開けるのがいつか分からないので、グリスは多めです。

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シャフトを一番奥まで収めて、ロックリングを締めます。
まだグリスの重みが残っているけどガタなくスムーズに回ります。おりこうさん!

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出来上がり。

せっかくメンテナンスしたので、どなたかに使ってほしいですね。
でも、いまあえてこのペダル(とDELTAクリート)を使おうという人がいるのか?^^;

では

庶民派センタープルブレーキ MAFAC “RACER”

フランス製のビンテージパーツにおいて、
ブレーキと言えば、なんと言ってもマファック MAFAC ですよね。
ランドナーやスポルティーフのフレームをオーダーするなら
MAFACのブレーキ台座を直付け(じかづけ)するのが旧習?でした。
いまでもお好きな方は多いですね。

で、今回のネタはこれ。

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センタープルブレーキ MAFAC “RACER” です。
これは70年代中頃の製造じゃないかなと思います。

様々な車種で幅広く使われていた、ロングセラーでベストセラーの中級モデルですが、
その名前が示す通り、ロードレーサーでも使われていました。
昔は「制動力なら MAFACのセンタープルが一番」という評判もあって、
ロードレーサーをカンパやシマノで組んでも、
ブレーキだけは MAFACのセンタープルにするという方も結構いましたよ。

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入手後、そのまま放置状態だったので、キレイにしてあげました。
バラして、洗って、サビを落として、少し磨いて、組み立てて。

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でも残念ながら、

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シューを固定する部分のアルミ製ワッシャーが1ヶ割れていました(泣)。
フランス製だけに、パリッ…。ごめんなさい。
左右のアーチを繋ぐワイヤーも痛んでいて、寿命です。
スペアパーツが手元に無いので、結局、また放置かな。^^;

デザインについては、いまさら私ごときが何か言うこともありません。
ビンテージパーツのアイコンの一つでしょう。

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モデル名に “RACER” とダブルコーテーションが付いているのは、なぜ?

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現代の基準からすると「この薄っぺらなアーチで大丈夫なの?」ですけどね
そこがいいのよ。^^
当時のフランス製らしい品質感(^^;)も味わい深く。

んで、フランスのパーツは、やっぱりフランスの自転車に似合います。

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当店のなごみ系アイドル「ピンクのメルシエ MERCIER」に付いているのも同じ “RACER”。
はまりますな〜。日本車やイタリア車だとこの雰囲気にはならないです。

MAFACのセンタープルには、Competition や 2000 といった上位モデルがあり、
当然、そっちの方が高級感のある仕上げなんですけど、
私はこの”RACER”の庶民的な?素朴な感じが、なんだかとても好きです。
カンパニョーロの GRAN SPORT が結構「いい味」出しているのと通じますかね。
シンパシーを感じます。
私の経済的事情がそう感じさせるのかも…。^^;

では

もったいないロードフレームの使い道

タイトルの「もったいないフレーム」とは、これです。

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シートステイの彫り物に「IMPETUS」とあります。
火の鳥らしきマークや刻印もありますが、
実はこのブランドについては、私には詳細が分かりません。
でも、とても作りの良いフレームです。

ラグワークも、フロントフォークも、清く正しく美しいです。
チューブはコロンバス製(たぶんSL)。
ロードエンドやシフトワイヤーガイドはカンパニョーロ製。
塗装の下はオールめっき。
80年代の日本製でしょう。
きっと由緒正しい出自(OEMの製作元)ですよ。

ただし…トップチューブに立派なヘコミがあります。

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これがカーボンフレームならバキッと割れているでしょうね。

一応、フレームゲージをあててみると致命的な問題は無し。
まだ乗れるっちゃぁ乗れるんだけどなぁ。
もったいなーい。モッタイナーイ。

せめて「ブログのネタ」になってもらおう、ということで今回登場となりました。^^

それで、このフレーム、何に使うの?
という疑問はさておき、
痛んでいる塗装を全て剥離する事にします。

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剥離材、強力タイプです。匂いも強力です。

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どろん、としています。
これが間違って体にに付くと痛いっ!ですからね、

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ハケで飛ばさないように、ゆっくり、でもたっぷり塗ります。

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すると、わずか20〜30秒でキモイ感じに塗装が浮き上がってくるので、

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まだ柔らかいうちにスクレーパーかヘラで軽くこそぎます。
細かい所はブラシも使います。
今回は下地めっきのおかげか、いつもより楽に剥がれてくれました。

フレーム全体に一度に塗ってしまわずに、部位で分けて作業したほうが安全です。
できれば、シートポストを取付けておくと、それを掴んで作業ができます。

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水で洗い流しながらブラシで塗料カスを取り除きました。
細かい所はまだ残っていますが、2回目の作業でほぼきれいに落とせました。

剥離完了!
「オールめっきが抜群にきれい、すばらしいです!!」

…と言いたかったのですが、世の中はそう甘くない。

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トップチューブのアウタートンネルは、めっきを施した後に追加工作したもので、
火であぶった後やヤスリの後が残っていて、ちょっと見苦しいです。
他にもちょいちょい、塗装に隠れてたシミやそばかすが。
どうせなら、ヘコミもパテ盛りして、ラグめっきで再塗装すれば…
なんて欲も出てきますが、ま、それは、ね。

さて、
ヘッドパーツも付けました。安物ですがITA規格の新品です。

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うーん、なかなかいいねー。

で、このフレーム、何に使うのかって?
そりゃぁもう当店の「看板娘。」になってもらいましょう!

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ほんとに「看板」ですよ。
(^^)/ (作成中です)

え? こんな使い道では、もったいない?

では

ウチの次男坊が愛車をメンテナンス中

身内の話で恐縮ですが、都内の某大学に通うウチの次男坊が
普段は大学構内におきっぱの愛車を持ってきました。

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パナソニックPOSでカスタムオーダーしたものです。
鉄フレームで、しかも濃緑メタリックというオーダー色は、
まだ若いのになかなかシブイじゃないの。^^

彼は、大学の自転車部(ツーリング班)に所属していて、
これを購入して1年ちょっとの間に、
北海道だの九州だので4000kmくらい走ったそうです。

大きなサイドバックを後ろ左右に積んでキャンプをするので、
リヤキャリアを付けるためのダボがフレームにある事が必要条件なんだそう。
だったら700cじゃなくて、素直にランドナーとかにすれば?
と言ったら、
「いや、普段はもっと軽快に走りたいし、競走するイベントもあるし」
ああそうなの。

その彼の愛車は、夏合宿から帰ったままでそれなりに汚れています。

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乗ってみると、フロントブレーキの効きが悪い。(シューがボウズじゃん)
あとハブがすごいゴリゴリ。これはマズイなぁ。

次男坊が「自分でメンテナンスする」と言うので、そういうことに。
メニューとしては、
・パーツはなるべくフレームから外して、それぞれ清掃&オイルアップ
・ハブとヘッドはオーバーホール
・チェーン、前輪ブレーキシュー、バーテープは新品交換
・ワイヤー類はインナーだけ新品交換
かな。

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で、 ここまでバラバラにしちゃいました。
って、ここまでやろうよって、私がそそのかしたのですが。^^;
パーツもフレームもちゃんときれいになっています。

ただ、写真じゃ分かりませんが、
フレーム内部に少しサビが出てたり、
フレームの中から細かい砂が出てきたり、
ハブのベアリングに虫食いがあったり、
走った距離と、さんざん雨天走行した影響は出ていました。
やっぱりマメに整備しなくちゃね。

彼がこのバラバラ写真をツイートしたら、
さっそく自転車部の仲間からなにやらリアクションがあったようです。
でもここで達成感に浸っていてもしょうがないだろ。
はやく組んじゃいなよ。

では

ペダルのオーバーホール 極東プロエース編

前回のハブに続き、ペダルのオーバーホールを。
やはりカップ&コーンのベアリングなので、ハブと同じような内容になりますが。

極東プロエースってペダル、古い方ならご存知かな。

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このロードペダルは70年代製。 オーソドックスなきれいな形でしょ。
ただ、これは私が昔愛用していたもので、だいぶすり切れてます。
蹴返しの爪がない(切り落としたわけじゃないのに)のは珍しいかな?

でも、今日の獲物はこっちです。

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同じプロエースですが、トラックペダルをオーバーホールします。
キャップがプラスチック製なので、上のロードペダルよりも新しい製造です。

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よく見ると「NJS」の刻印がポンチ打ち。いかにも手作業。

現状、表の汚れをざっと落としただけで結構きれいだし、回転もスムーズですが、
せっかく縁あってウチへ来たのだからOHしてあげましょう。

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このコのペダルキャップを外すには、この専用工具を使います。

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ロックナットを緩めるとき、シャフトのクランク側をモンキーで固定しています。
ロックナットを緩めて抜いて、
舌付きワッシャを抜いて、
玉押しを抜いて、
シャフトを抜きます(玉が落ちてくるので無くさないように注意)。
玉は一カ所に11個ですね。

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玉はウエスかキッチンペーパーの上に出します。

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ペーパーを折ってかぶせて玉を軽く転がすと、おおむねきれいになります。

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玉は数を確認しながら、茶こしに移し替えた後、
ディグリーザーをかけて、指で直接グリグリして洗います。
(良い子はゴム手袋を使いましょう)

その他の部品もディグリーザーを使ってきれいにします。
細かい所は歯ブラシなども使って汚れを落とします。
まだ乾かないうちにきれいなウエスで拭きます。

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案の定、カップも玉押しも玉もきれいです。ありがたや〜。
洗ったままにせず注油しておきます。

シャフトのクランク側に小さな錆びがぽつぽつ出ていましたが、
ブラシと千枚通しと愛情できれいに取れました。

左右とも同じようにできたら、

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洗浄完了。
「きれいだよ..」
って、優しくささやいてあげるとさらに効果的です。^^

さて、ここから組み立てです。

ご存知と思いますが、ペダルには左右があります。
日本製ペダルではたいてい、シャフトに R,L と彫ってあります。
ボディは、蹴返しの爪やトゥクリップの取付け穴で左右が分かります。
組み合わせを確認してから進めます。

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カップ(両側)にグリスを盛って、玉を並べます。
防錆も兼ねてシャフト全体にグリスを塗ったくります。
玉押しやワッシャ、ナットにもグリスを塗っておきます。

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そろっとシャフトを戻します。

さて、クライマックスの玉当りの調整です。

玉押しを奥までねじ込んで

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舌付きワッシャを入れて、ロックナットを締め付けたら、回転を確認。
ガタが全く無くて、かつスムーズに回るようにアタリを探します。
やっぱり大抵は一発じゃ決まんないです。納得がいくまでやります。
さらにグリスがなじむまで、しばらくシャフトをグリグリしてから再度確認します。

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プラ製のペダルキャップが痛んでいたので、
金属製のキャップ(写真下)を、別のドナーから移植します。質感も断然アップ!

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キャップのネジにもグリスを塗ってから、しっかり締めます。
走行中にキャップを落っことしちゃうと悲しいもんね。

きれいなウエスで全体を拭いて全行程完了!

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よしよし、仕上がり上々です!!
これならどこに出しても恥ずかしくない。

では。

ハブのオーバーホール デュラエース7400編

こー暑いと、エアコンのちゃんと効く部屋でできる仕事に逃げたくなります。
なので、デュラエース7400のハブをオーバーホール…。^^;

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デュラエース最後のボスフリータイプのハブです。
すこし傷や使用感はありますが、はるばるイタリアから帰国してきたコなので、
全部バラして内部もきれいしてあげましょう。

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ロックナット(一番外側のナット)が六角ではなく、ハブスパナを使うタイプ なので、
13mm(フロント)、14mm(リヤ)のハブスパナを各2本ずつ用意します。

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バラす前に、 シャフトの端っこの部分にディグリーザーとブラシできれいにしておきます。
ここのネジに汚れがこびりついたままだと、玉押しなどがスムーズに抜けなくて
余計な苦労をするんですよね。

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ロックナットを緩めて抜いて、
舌付きワッシャを抜いて、
玉押しを抜いて、
シャフトを抜いて(玉が落ちてくるので無くさないように注意)
キャップを慎重に外します。
グリスも残っていて、一応メンテナンスを受けていた様子がうかがえます。

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玉はウエスかキッチンペーパーの上に出します。
ウエスなら、タオル地よりも綿の肌着のような薄くて毛足の短いのがおすすめです。

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ペーパーを折ってかぶせて玉を軽く転がすと、おおむねきれいになります。

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玉は数を確認しながら、茶こしに移し替えた後、

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ディグリーザーをかけて、指で直接グリグリして洗います。
(ゴム手袋を使いましょう)

その他の部品もディグリーザーを使ってきれいにします。
細かい所は歯ブラシなども使って汚れを落とします。
まだ乾かないうちにきれいなウエスで拭きます。
この時
「きれいになぁれ、きれいになぁれ」
と声に出してフキフキすると効果的です。^^

リヤハブも同じようにばらしてきれいにします。

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洗浄完了!
カップも玉押しも玉もきれいです。このままなにも交換せずに行けます。
いつもそうだといいんですけどね。
洗ったままにせず注油しておきます。

でもね、ここで気がついた。
リヤハブのシャフトと玉押しとロックナットが、なぜかカンパニョーロ製だ。^^;

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カンパの刻印があります。
どういう経緯があったのかはわかりません。
でも、ベアリングの状態はよく、バラす前もガタ無く回転もスムーズでしたので、
日伊のコラボは上手くいってるようですね。
まぁ、古い物だと、たまにある事です。
ともかく、意外なところで「シマニョーロ」でした。

さて、ここから組み立てです。
言い忘れましたが、バラす前に部品の順番や向きを確認して覚えておきます。
ま、ハブは比較的単純なのでよいのですが、
変速機などややこしいものは写真に残すと後で助かることも多いです。

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シャフト片方のスレッド部にグリスを塗って、
玉押し、ワッシャ、ロックナットを取付けます。
リヤのシャフト長は実測134mm。オーバーロックナット寸法は126mmなので、
その差の半分、つまり4mmがシャフト端のでっぱりの寸法になります。
そうなるようにロックナットを締めます。

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両側のカップにグリスを盛って、玉を並べます。

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黒いキャップはパチンとはめるだけです。

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防錆も兼ねてシャフト全体にグリスを塗ったくります。
玉押しやワッシャ、ナットにもグリスを塗っておきます。
で、そろっとシャフトを通します。

さて、玉当りの調整です。

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反対側の玉押しを玉までねじ込んだら、シャフトを回してグリスをなじませながら
ガタがなくてスムーズに回るポイントを探りながら玉押しの位置を調整します。

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舌付きワッシャやスペーサーを入れて、ロックナットを締め付けたら、回転を確認。
ガタが全く無くて、かつスムーズに回るポイントがアタリ。
大抵は一発じゃ決まんないので、納得がいくまでやります。
さらにグリスがなじむまで、しばらくシャフトをグリグリしてから再度確認します。

玉当りの調整はカップ&コーン式ベアリングの共通項。
ペダルやヘッド、BBなんかも「納得がいくまでやる」という基本は同じです。

前後とも組み上げたら、きれいなウエスで全体を拭いて全行程完了!

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仕上がり上々!
文句無し!
いずれこれでホイールを組みたいと思います。

ハブのメンテナンスができれば、自転車はずいぶん長持ちしますよ。
まだご自分でされたことが無い方もトライしてみてはいかがですか?

では。

サイクルスポーツ 昭和52年増刊「自転車の整備と修理」

実家に帰省した際、とんでもなつかしい本を見つけました。

サイクルスポーツ 昭和52年11月号臨時増刊
「自転車の整備と修理」

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昭和52年って、1977年。37年前かー。
当時、私自身が購入したものです。すっかり存在を忘れていましたが。

37年前といやぁ、私もまだ十代の、容姿端麗で品行方正な少年、いや小僧でしたが、
生意気にも、すでにチューブラータイヤを履いたロードレーサーに乗っていました。
もちろん新車で買えるわけはなく、知り合いから安く譲ってもらった中古でしたが。
自転車のメンテナンスに目覚めたのもこの頃ですね。

さて、37年前のメンテナンス本というのはどんな感じでしょう。
(著作権の問題もあるのでさらっと紹介します)

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目次です。すでになにやらマニアックな匂いがします。

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しょっぱなの12〜13ページ目で、いきなりBBとヘッド!の組み付けが始まります。
そのまま、全てのパーツがバラバラの状態からランドナーを一台組み立てていく
という、あきらかに初心者を排除する展開です。^^;

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その次のページからは、当然のように、ホイール手組みの解説。

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35ページ目では、早くもぱぱっとワイヤー処理をして、完成!
メンテナンスというより、自転車整備士の実技試験みたい。

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フレームの再塗装も解説しています。

メインの「主要パーツの形式別組み立て調整法」という記事では、

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シマノ、サンツアー、カンパ、サンプレ、ユーレー、など
いろんなメーカーのなつかしいパーツがたくさん出てきて、分解/組立を解説しています。
これは見ていて楽しいですし、資料的な価値もありそうです。

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チューブラータイヤのパンク修理の説明には、6ページもさいて詳しく解説しています。
チューブラーのパンク修理は「針と糸で縫う」んですけど、
ヘタクソだと、修理箇所の太さが変わったり、縫い目がずれてクネったりするんです。
みんな苦労してました。なので、詳しく書いてあるんですね。

当時、学生の私にとってはチューブラータイヤは高価だったので、
いきつけのショップの店主さんや常連さんから、古タイヤをタダでもらって、
完全にダメになるまで何度も何度もパンク修理をしながら使っていましたよ。

掲載されている広告もなつかしいです。

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ユーラシア、ルマン、ニシキ、シルク。
どのメーカーも、ランドナーやスポルティーフのラインナップがしっかりしています。
自転車は「旅心」をくすぐる、そんな時代でした。

それにしても、こりゃなかなか「濃い」本です。
レストアをする人にはよい資料になりますし、
おじさんサイクリストにとっては酒のつまみにもなります。
八重洲出版さん、これ、電子化しませんか。

ちなみに、この本は販売はしません。個人的な蔵書ってことで。

では。

トマジーニ TOMMASINI Racing 1980s 準備中

お待たせしています トマジーニ TOMMASINI の準備を進めています。

トマジーニは、イタリアでも数少なくなった、フレームを溶接から塗装まで一貫して
イタリアの自社工場で行うハンドメイドメーカーです。
流通量が少ないのは、職人のこだわりを持った物作りをしているからですね。

ちなみに、NHKの番組で火野正平さんが乗っている「チャリオ君」もトマジーニです。
いいのに乗ってるなー。

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このフレームは “Racing” という80年代のモデルで、日本国内ではまず見かけません。
チューブはおそらくコロンバスSL。ヘッドコラム内側にスパイラルが見えます。
深い青のペイントと伝統的なデカールが、イタリアン・ビンテージの雰囲気を醸し出しています。

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特にフォーククラウンのデザインなんかすばらしいです。

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通常使用による傷はそこそこあるのですが、たいてい近似色でタッチアップされていてます。
大きめの傷としては、右側チェーンステイのチェーンリングと重なる部分に、
チェーンと擦れて塗装が剥げた(タッチアップさていますが)痕跡があります。
ヘコミや歪みは見られません。フレームゲージ類で確認しました。ピシッとしてます。
BBやヘッドチューブの内側もきれいです。

さて、このフレームに、ストックパーツ棚からヨサゲなものを選んで、組み付けます。
フレームの持つイタリアン・ビンテージな雰囲気を壊さないように、
やっぱり当時のカンパニョーロをメインに組みたいですね。

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まず、ギヤクランクはカンパレコード。170mm,52x42T。

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BBもちゃんと当時のカンパです。

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変速機はカンパの3点セット。リヤ変速機にはスーパーレコードを奢ります。

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チタンボルト、いい色してるじゃねーか、へっへっへっ。
(ボルト見ながらニヤニヤしているのはキモイね)

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ハンドルはチネリの CAMPIONE DEL MONDO 66-42。
形状はまさに「丸ハンドル」クラシックです。

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ステムはチネリの 1A、120mm。少し傷があります。

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ハブはサンツアー シュパーブ。
リムはこの時代の定番マビックGP4。希少な旧タイプの赤ラベルです。
古いリムセメントは除去済みです。

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ブレーキ本体はカンパそっくりさん?の吉貝ニューグランコンペ。

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ブレーキレバーはサンツアー シュパーブ。これも良く似てます。^^;
ラバーフードは現行のダイヤコンペを使います。

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ボスフリーはサンツアー ニューウイナー、13〜21Tの6速です。

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シートポストは当時のKALLOY。墨入れ溝付きで時代の雰囲気です。

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サドルはセライタリア Turbo Special の白。
少し使用感はありますが、深い青のフレームに白が似合うでしょう。

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ヘッドパーツはタンゲレビン、このフレームに付いてきた物。鉄がいいね、ピカピカで。
フレームから全部取り外して洗浄、グリスアップ済みです。

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チェーンはシマノCN-HG91。新品です。
8速以下で使える現行品としてはベストチョイスだと思います。

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チューブラータイヤは、ビットリアの STRADA。新品です。
ビットリア RALLY の上位品です。

 

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実は、すでにほぼ組み上がっています。(ペダルは付属しません)
このあと試走して、調整して、バーテープ巻いて、写真をたくさん撮ったら販売開始です。

なお、サイズは、シートチューブ長が約565mm(C-T)、トップが約550mm(C-C)です。

お楽しみに。

デローザ DE ROSA 1980s 組上げ完了!

ほぼ出来上がったので、バーテープを巻く前に(テープ汚すとヤだからね)
動作確認のために試乗しました。

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抽象的なインプレッションを長々書くのは控えますが、
巷で語られるクロモリフレームの良さが、全て味わえます。
こりゃたまらん。
この時代のデローザの人気が高い理由が、あらためてよく分かりました。
DURA-ACE 7400系も新品かのようにバッチリ機能しています。

バーテープの色はイエローの予定。
巻いてから写真をたくさん撮ったら、販売開始です。
写真撮影は辻堂海浜公園などでロケなので、天気がよくないと困るんだけどなぁ。

 

試乗ついでに海の様子も見てきましょう。

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今日は日曜日とあって、湘南海岸公園あたりはもはや結構なにぎわい。
まだ海開きしてないけど、待ちきれない人たち。

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江ノ電鎌倉高校前駅。 テレビや映画のロケでよく使われるところです。

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なにしろホームから海が一望出来るところが魅力ですね。
存外天気がよくなってきました。空が映って海がきれい。

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駅の横の坂道から見下ろす、このカットもドラマ等で見たことありませんか?

このデローザにもっと乗っていたかったのですけど、
大切な商品ですからね…このへんで帰りました。

なお、価格は…20万円台後半の予定です。
お楽しみに!!

デローザ DE ROSA 1980s 組上げ開始!

ここのところ何かと立て込んでいて作業が滞っていましたが、
入荷済みだった赤いデローザのフレームにパーツを組みます。

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改めて紹介しますと、
フレームは80年代のもので、チューブはコロンバスSLX。
デローザ特有の菱形断面チェーンステイが走りを期待させます。
チェーンステイやシートステイのいわゆる「立てかけ傷」など、
通常使用に伴う小傷がそれなりにありますが、近似色でタッチアップされています。
もちろんヘコミや歪みは見られません。

さて、パーツ構成をどうするか。
カンパの SuperRecord でも C-Record でも似合うフレームですが、
あまり高価な物になってしまうと(私のような庶民の感覚では)気軽に乗れなくなっちゃうので、
名品「DURA-ACE 7400系」でコストパフォーマンスよくまとめてみたいと思います。

7400系デュラはマイナーチェンジしながら10年以上も作られた超ロングセラーで、
互換性を理解して正しく組めば、とても信頼性の高い優れたコンポーネントです。
そして、7400系は歴代デュラエースの中でも、ピカイチの機能美だと思います。

ということで、ストックパーツの棚から、ヨサゲな物をピックアップしました。

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私、基本的にはキチョウメンなほうなので(自分で言うか)、
パーツは整備を済ませてから、個別に袋や箱に入れて保管しています。

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まず、自転車の顔とも言えるギヤクランクはこれ。170mm,51x42T。

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変速機は7速対応です。
Wレバーの「カキカキ」いう音も、私は嫌いじゃないです。

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ハブとスプロケット。 13〜25Tの7速です。
クロス過ぎない使いやすいギヤ構成だと思います。

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BBもちゃんと7400です。
7400のイタリア規格のものは入手しにくくなってきました。

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リムは WOLBER の SUPER CHAMPION ASPIN。チューブラーです。
古いリムセメントも除去済みなので、タイヤはテープで接着します。

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ステムは 3ttt の”DE ROSA” 刻印入り!。110mm。
ハンドルは CINELLI の GIRO D’ITALIA 64-40。定番です。

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ブレーキは7400のセット、ワイヤーが上方へ出るタイプです。
レバーフードに少し劣化がありますが、入手困難なのでこのまま使うことにします。

ちなみに、レバーフードがいよいよダメになったら、
ダイヤコンペの現行品で代用している方、結構多いと思います。

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もちろん完全にはフィットしませんけど。

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7400のレバーに付けると、こんな感じになります。
注意点としては、バーテープは薄手のものを使い、レバー根元には厚く巻かない方がよいです。
テープの厚みでフードが前方にズレて、あまり具合よくないので。

話を戻して、
シートポストは、DURA-ACEが何本もあるのに…

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んー、全部、径が合わない。
Shimano 600 なら径が合うのがあるんですけどね。

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すいません、ここは600で妥協させてください。

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サドルはこれ。Selle Bassano Vuelta イタリア製。
フレームのデカールの黄色とマッチすると思います。少し使用感ありますけど。

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ヘッドパーツは、このフレームに付属していた 600EX を使います。
フレームから全部取り外して洗浄しました。外見もベアリングもきれい。

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チェーンはシマノCN-HG91。新品です。

タイヤはビットリアの STRADA。新品です。
廉価なチューブラータイヤとしてはビットリアの RALLY が流通量が多いですが、
私のおすすめはこの STRADA です。 価格は RALLY より少し高いですが、
それでもコストパフォーマンスは STRADA が上だと思います。

コンディションの良いパーツが揃いました。
組み上げ作業はすでに開始しています。

お楽しみに。

★入荷情報 ホルクス HOLKS 横尾双輪館 1980s

東京上野のスポーツサイクルの老舗、横尾双輪館の ホルクス HOLKS です。

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このフレームは1985年頃に作られた物で、
ラグの美しい造形やフォークの滑らかな曲線など、とても上質な仕上がりです。
東叡社(TOEI) でOEMされた物と思われますが、確認はしていません。

シートチューブ長は約540mm(C-T)、トップチューブは約535mm(C-C)です。

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フレームにはヘコミや歪みは見らず、BBやヘッドチューブ内部もきれいです。

ただし、近くでみると、
塗装のタッチアップが多数あり、塗装の下から細かい錆が広い範囲に出ています。
横尾双輪館さんでは自社フレームの再塗装を引き受けているので、
再塗装に出そうか…とても悩んだのですが、
私の趣味で塗ると、オッサン臭い(加齢臭じゃなくて)色になりそうなので、
新しいオーナーさんにお任せしようと思います。

パーツは、フレームと同時代の DURA-ACE 7400系がメインの構成です。
全体的に、傷や摩耗など使用感はしっかりありますが、
丁寧にメンテナンスしましたので、このままでも気持ちよくお乗りいただけます。

・全てのパーツを取り外して、フレームも各パーツもクリーンナップ。
・ヘッド、BB、ハブ、ボスフリーは分解、洗浄、グリスアップ。
・チェーンホイル、スプロケット、チェーンは洗浄。
・変速機のワイヤーの新品交換。
・ブレーキワイヤーとシューの新品交換。
・各インナーワイヤーの切断端をハンダ付け。
・古いリムセメントを除去。
・古いバーテープと糊も除去、バーテープの新品交換。

バラしたついでに、
BBもヘッドパーツも全て外した状態でフレームの重量を測ってみました。

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おー、まずまず軽いじゃないですか。

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リヤセンターの芯も問題無し。

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エンドの平行性も問題無し。

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よいフレームは佇まいも美しいもの。和風美人。
でしょ?

 

ちなみに、私、日本車も大好物です!
日常乗っている「自家用車」も ケルビム CHERUBIM と ナンベイ NAMBEI ですもん。
その CHERUBIM は、36年前、私がまだ学生だった頃に知人から中古で買ったもの。
NAMBEI は、29年前に私がオーダーしたもの。
ちゃんとメンテしてますから、まだまだ元気に走りますよ。
でもこいつらは非売品です。(^^)

★入荷情報 MERCIER フランス製 1970s

1970年代のフランス車 MERCIER(メルシエ)です。

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MERCIER というブランドは、日本での知名度は低いですが、
とても歴史のあるメーカーで、かつてはツールドフランスなどのレースでも活躍し、
プジョーとともにフランスのサイクルスポーツを牽引してきた存在でした。

この MERCIER はフレームもパーツも傷や錆がとても少なく、お宝発見!です。
これまで室内で大切に保管されていたのでしょう。
淡めのピンクのメタリックに、ラグのエッジにはさりげなく金色のライン。
「女子ウケ」も良さそうな、きれいなカラーリングですが、 MERCIER の伝統色です。

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パーツは SIMPLEXの変速機、MAFACのブレーキ、MAVICリム、MILLARDフリー、
NORMANDYのハブ、SOLIDAの鉄コッタード、BELLERIのハンドルとステム と、
70年代のフランス車定番の構成です。

メンテナンスの様子を少しご紹介します。
基本的にはパーツをフレームから外して、それぞれを個別にきれいにして、
必要に応じてグリスアップや交換などしてから組み直します。

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みんなきれいになりました! フレームも隅々までクリーニング。

フロント変速機は不調だったので、ほぼ同等品のデッドストックと交換。
リヤ変速機のプーリーの歯が1ヶ欠けていたので、このプーリーも新品に交換。
チェーンはフランス製のSEDISが付いていてせっかくキレイにしたのですが、
リヤの変速時にチェーンの掛りがイマイチ悪いので、
いろいろやった結果、チェーンをシマノのUDに交換して解決。

古いチューブラータイヤは廃棄、 リムセメントもキレイに除去しました。
今回はチューブラータイヤに慣れていない方の使用を考慮して、
リムセメントは使わずに、チューブラーテープでタイヤを接着しました。
ワイヤー類、バーテープは新品に交換しました。
インナーワイヤの切断端はハンダでバラケ対策しました。

カジュアルに、実用的に、楽しく乗れる1台に仕上がりました。
セカンドバイクやビンテージの入門にもいかがでしょうか?

なお、フレームサイズは、
シートチューブ約55.5cm(c−t)
トップチューブ約56.5cm(c−c)
です。